2017年4月に札幌に移住してから、早いもので2年が過ぎました。
3年目に突入です。
札幌に移住後いろいろな出来事がありました。
2017年には、賃貸物件から自己所有物件への転居。
そして、2018年には、北海道地震によるブラックアウトを経験しました。
2年前の札幌への移住を機に、札幌移住前の首都圏での生活スタイルを大きく変えました。
これは、自発的・能動的に変えた部分です。
そして、移住後、首都圏では当たり前と感じていたことが決して当たり前ではなかったため、生活スタイルを変えざるを得なかった部分、つまり受動的に変えた部分、変わった部分も生じました。
まずは、自発的・能動的に変えた部分です。
〇札幌移住前の首都圏での生活スタイルを変更。
そもそも札幌移住自体が生活スタイルの大きな変更といえますが、それとは別に移住を機に生活スタイルを変更したポイントは次の3点。
・部屋のサイズ縮小
・車なし
・テレビなし
この生活スタイルへの変更は全く問題ありませんでした。
次に、受動的に変えた部分・変わった部分です。
〇札幌移住で、首都圏では当たり前と感じていたことが決して当たり前ではなかったため、変わった、または、止むを得ず変えた。
札幌移住、あわせて、生活スタイルの変更に伴い、ライフプランの確認を実施。
首都圏では、セミリタイア状態だったが、移住後に、シミュレーションをやり直してみると、アーリーリタイア状態になっていることが判明。
つまり、能動的にアーリーリタイアを目指そうとしたというよりも、結果として、「あれッ、アーリーリタイア状態かも」と変わっていたといえます。
アーリーリタイア状態になったとはいうものの、取り組みたいことは沢山あるので、セミリタイア状態と定義しておいた方が、取り組みに対して積極的になれそうなので、当面は「セミリタイア生活を維持」ということに。
他に首都圏では、当たり前と思っていたのにそうではなかったことや、そのために生活が変化したことをいろいろとまとめてみました。
・天気予報に期待してはいけない。
・天気の変化、気温の変化が激しいので、カサや羽織物の携帯に悩む。
・雪にもたくさんの種類があることを知った。
・氷をつくらなくなった。
・夏のひやむぎ、そうめん、冷やし中華の登場回数が減った。
・熱いお茶を飲む習慣が生まれた。
・雪の時、傘をささない。
・フード付きの上着が大切(雪対策)。
・半袖の洋服を買わなくなった。
・コケる人を見るようになった。(首都圏では妻以外コケてる人を見たことがなかった)
・妻のコケる姿をみなくなった。(今冬は1度もコケなかった)
・夏はとんでもなく太陽が早く出て、遅く沈む。
・冬は太陽が遅く出て、とんでもなく早く沈む。
・「暑中お見舞い」の必要性が薄い。
・防寒小物が重要になった。(首都圏にいるときは、マフラー・手袋は使っていなかった)
・敷物が重要になった。
・布の重要性に気が付いた。
・冬の暖房には灯油、ガス、電気の使い分けが重要。
・首都圏は春夏秋秋だった。札幌は春秋冬冬?
・野菜も品種により味の違いがあることを知った。
(ex.じゃがいもでは「とうや」「キタアカリ」「アンデスレッド」「レッドムーン」等)
・野菜が驚くほど新鮮。
・夏に出現していた、ゴキブリ、蚊、クモがいない。
・札幌の来てから、夏にミンミンゼミ、ツクツクボウシの声をあまりきかない。
・札幌に来てから、カエルの声をきいてない。
・札幌に来てから、秋の虫の声をあまりきかない。
・街なかにカラスとハトとスズメ以外にも鳥がいる。
・セミリタイア(夫)のスギ花粉がなくなった。
・大型トレーラー、大型トラックをほとんど見ない。
最後に、札幌での生活をしていて気が付いたことをまとめてみました。
・元雑貨店主の経験から、冬は店頭の除雪作業や、店内の床清掃、暖房費、来店客数の減少といった厳しい条件でお店を経営するのは、大変だろうなあと感じる。
・マイナス10度を移住前は恐れていたが、室内ならば、なんとかなりそう。
・札幌中心部ならばおおよそ移動時間がよめるようになった。(1ブロックの移動に約2分かかる)
・周囲にイベントや観光スポットが多いので、旅と生活を一体化できる。
・送料が高いあるいは、送料無料になる基準額が高いため、ネット通販利用が減った。
・除雪に地域差がある。(人口密集度の違い?)
・街がコンパクトなため、首都圏にいたときには、電車や車で行く必要があるような施設へも、バスや徒歩で行ける。
・札幌市中心部は碁盤の目の状態なので、碁盤の目以上に大きな開発は難しそう。
今後も札幌生活の経験値を高めていきたいと思います。