2022年09月29日

「カーボン・ニュートラル」採用の基準(4)我が家か日本か世界か。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(18)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

「カーボン・ニュートラル」採用の基準4つのうち、
1つめは、『「真(本気)のカーボン・ニュートラル」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」』
2つめは、『「カーボン・ニュートラル生活」より「セミリタイア生活の持続性」を優先させる』
3つめは、『「カーボン・ニュートラル生活」より「健康・安全・QOL」を優先させる』

今回は、4つめ。
我が家か日本か世界か

これを採用の基準にしようとするにあたり、例を2例あげてみます。

まず、1例目。

再び、『再エネ100%の電力プラン』+『オール電化』⇒『カーボン・ニュートラル生活』を例にしてみます。

1、電気を再エネ100%の電力プランに変更することで、電気(40.2%)を削減できる。『カーボン・ニュートラル生活』まであと、約60%。
2、再エネ100%の電力プランに変更後、コンロをガスからIHに変更すると都市ガス(16.3%)を削減できる。『カーボン・ニュートラル生活』まであと、43.5%。
3、再エネ100%の電力プランに変更後、灯油ファンヒーター、ボイラーを電気ストーブ、電気温水器に変更すると灯油(40.6%)を削減できる。『カーボン・ニュートラル生活』まであと、水道の3%。

上記ルートのカーボン・ニュートラル生活を我が家が実現する場合、エネルギーを『オール電化』、つまり電力に集中することになります。

我が家ベースで見た場合には、電力集中により、排出量ゼロが実現できたとしても、日本全体ベースで見た場合の排出量としては、どうなんだろう?

よく耳にするのが、「損失率(送電ロス率)」

発電所で発電された電気が需要家に供給されるまでの間に失われる電力量(損失量)を算定する比率が「損失率」
この「損失率」、北電では、低圧で供給する場合は7.6%。

発電時のCO2排出量と使用時のCO2排出量が違うということになる。

また、石油、太陽光、風力といった発電方法によって発電効率も違う。

なので、電力、ガス、灯油といった種別ごとの効率までをも反映させると、違った選択の必要性が生じるかも・・・。

日本全体のCO2排出量として考えたときに、灯油、都市ガスの方が電気よりも良いなら、ミックスした方がいいのかもしれない。

続いて2例目。

オール電化プランでなく、薪ストーブ、木質チップボイラーのプランで、カーボン・ニュートラル生活を我が家が実現する場合、マンションから戸建へ転居する必要が生じることに。
そうなると、電気、ガス、灯油、水道といった「直接排出」以外の「間接排出」まで考慮する必要がでてくる。

たとえば、
・引っ越し時に引っ越し業者の排出するCO2、製品購入時のCO2等の間接的排出が発生。
壊れていない「灯油ファンヒーター」「灯油ボイラー」を廃棄して、新たに、「薪ストーブ」「木質チップボイラー」購入により、製品ライフサイクル上の二酸化炭素を余計に増やしてしまうことになる。

・生活開始後、宅配などの間接的排出が今よりも増えてしまう(おそらく集合住宅より非効率)。
・利便性の低い場所への引っ越しになった場合、移動手段が、徒歩から他の交通に変わることによる間接的排出が発生。

我が家の、「直接排出」に限定したカーボン・ニュートラル生活は達成できるが、日本、世界の、CO2排出量は増える結果となるかもしれない。

「直接排出」は減るものの、「間接排出」は増えるため、その比較をしていく必要がある。
その測定、比較は難しいですが・・・。

1例目も我が家の排出量をみるだけではダメで、本気の地球温暖化対策としてのカーボン・ニュートラルは、日本、世界について考えなければ意味がない。

これは、つまり、カーボン・ニュートラル生活は、「直接排出」だけではダメで、「間接排出」も含めてカーボンニューラル生活を実現しなければいけないということ

『我が家か日本か世界か』を採用の基準にしようとするということは、「間接排出」についてもみていかなければいけないということ。

なので、4つめの採用基準として、『我が家か日本か世界か(間接排出も含む)』を設けます。

「直接排出」のカーボン・ニュートラル生活は、「(狭義の)カーボン・ニュートラル生活」

「直接排出」+「間接排出」のカーボン・ニュートラル生活は、「(広義の)カーボン・ニュートラル生活」

ただ、この「間接排出」を含めたカーボン・ニュートラル生活は、測定が困難、複雑かつ、流動的なので、知見を増やし、試行錯誤しながら、実現させていくことになります。

当面の間、「カーボン・ニュートラル生活」は、「(狭義の)カーボン・ニュートラル生活」を指して、進んでいきたいと思います。

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2022年09月28日

「カーボン・ニュートラル」採用の基準(3)「カーボン・ニュートラル生活」より「健康・安全・QOL」を優先させる。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(17)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

「カーボン・ニュートラル」採用の基準4つのうち、
1つめは、『「真(本気)のカーボン・ニュートラル」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」』
2つめは、『「カーボン・ニュートラル生活」より「セミリタイア生活の持続性」を優先させる』

今回は、3つめ。
『「カーボン・ニュートラル生活」より「健康・安全・QOL」を優先させる』について。

再び、『再エネ100%の電力プラン』+『オール電化』⇒『カーボン・ニュートラル生活』を例にしてみます。

1、電気を再エネ100%の電力プランに変更することで、電気(40.2%)を削減できる。『カーボン・ニュートラル生活』まであと、約60%。

2、再エネ100%の電力プランに変更後、コンロをガスからIHに変更すると都市ガス(16.3%)を削減できる。『カーボン・ニュートラル生活』まであと、43.5%。

3、再エネ100%の電力プランに変更後、灯油ファンヒーター、ボイラーを電気ストーブ、電気温水器に変更すると灯油(40.6%)を削減できる。『カーボン・ニュートラル生活』まであと、水道の3%。

とういうルートが出来上がります。

これで、『オール電化』兼『カーボン・ニュートラル生活』が実現できることになります。

ところで、我が家は、これまでの度々の生活スタイルの見直しにより、最少家電生活をしています。
電子レンジ、炊飯器、テレビは、使っていません。
通年で、使っている大型家電は、冷蔵庫、洗濯機くらい。
電子レンジ、炊飯器の使用をやめたのは、電磁波による健康被害への影響を考えて。
電子レンジ、炊飯器の代替は、ガス調理。
お米も、ガスを使った鍋炊き。

電気から、都市ガスへとシフトしてきている。
そこへ、『カーボン・ニュートラル生活』のために、健康被害への影響を放棄して、都市ガスから電気へと戻す?

このように、「健康・安全・QOL」な生活とカーボン・ニュートラル生活ではどちらを優先させて選択していくのか?という問題がおきる。

そのため、3つめの採用基準として、『「カーボン・ニュートラル生活」より「健康・安全・QOL」を優先させる』を設けます。


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2022年09月27日

「カーボン・ニュートラル」採用の基準(2)「カーボン・ニュートラル生活」より「セミリタイア生活の持続性」を優先。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(16)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

前回記事で、「カーボン・ニュートラル」採用の基準をあと2つとしていましたが、1つ増えて3つにします。
そのため、1つめの『「真(本気)のカーボン・ニュートラル」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」』のほか3つ、全部で4つの採用基準となります。

今回は、「カーボン・ニュートラル」採用の基準の2つめについて。
2つめは、『「カーボン・ニュートラル生活」より「セミリタイア生活の持続性」を優先させる』です。

前回、カーボン・ニュートラル生活を最短で実現可能なプランを複数、見つけました

選択肢を組み合わせて、最短で実現できる一例として、

1、電気をプランAの再エネ100%の電力プランに変更することで、電気(40.2%)を削減できる。残り約60%。
2、再エネ100%の電力プランに変更後、コンロをガスからIHに変更すると都市ガス(16.3%)を削減できる。残り43.5%。
3、再エネ100%の電力プランに変更後、灯油ファンヒーター、ボイラーを電気ストーブ、電気温水器に変更する。残り、水道の3%。

というルートが現れます。

でも、このルートは、冷静に考えると、電気100%つまり『オール電化』生活。
『再エネ100%の電力プラン』+『オール電化』⇒『カーボン・ニュートラル生活』
が、最短ルートということ?
電気料金が高騰している中で、電気に全集中?

まあ、灯油も都市ガスも値上がりしているので、光熱費全体を見ていくとどうなんだろう?

我が家のCO2排出量削減を目指すと同時に、光熱費も考慮していく必要があります。

カーボン主体と、マネー主体で見るのでは、違いが生じることになりそう。

光熱費全体をみるということは、セミリタイア生活の持続性の問題でもあります。

他の例として、灯油ファンヒーターを薪ストーブに変更するというプランについて。

現状、トラブルなく灯油ファンヒーターを使用しているため、「カーボン・ニュートラル生活」早期実現のため、この健康な灯油ファンヒーターを廃棄して、薪ストーブに変更するとしたら、新たな費用が発生することになります。

さらに、現在、マンション居住のため、薪ストーブの設置は難しそうな件。

こちらも「カーボン・ニュートラル生活」早期実現のため、薪ストーブの設置を優先させようとすると、戸建てに転居する必要が・・・。

戸建て住宅の購入という費用により、「セミリタイア生活の持続性」に黄色信号が点滅することになってしまう。

これらのように、セミリタイア生活とカーボン・ニュートラル生活ではどちらを優先させて選択していくのか?という問題がおきる。

そのため、2つめの採用基準として、『「カーボン・ニュートラル生活」より「セミリタイア生活の持続性」を優先させる』を設けます。

ただ、これには1つの例外を設けることにします。

それは、2030年長期目標『「生存」していること』『「自由」でいること』が脅かされる状況にまで気候変動が悪化した場合。

例外時の判断は難しそうで、また、できることもほんのささやかなものかもしれませんが・・・。

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2022年09月26日

発見!最短でカーボン・ニュートラル生活する方法。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(15)




こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

最短でカーボン・ニュートラル生活する方法を見つけました。

ソロ・ブレインストーミングの成果?

100%ではなく、97%ですが、カーボン・ニュートラル生活をほぼ実現できるプラン。

その方法について。

まず、エスカルジュニア家の現状が下記。

『「直接的な排出」として、2021年の我が家の二酸化炭素排出量を算出した結果、

都市ガス 151.64kgCO2(16.3%) 
灯油 378.48kgCO2(40.6%)
電気 375.1kgCO2(40.2%)
水道 27.6kgCO2(3.0%)
合計 932.82kgCO2
一人当たり466.41kgCO2

日本人の年間CO2排出量(一人あたり)は、1770kgCO2。

なので、日本人一人あたり平均の26.3%と約四分の一の水準』

この内の電気、灯油、都市ガスを再生可能エネルギー・自家発電へとシフトしていくというもの

ちなみに、エスカルジュニア家の都市ガスと灯油の使用場所は、下記。
都市ガスは、キッチンのコンロのみ使用。

浴室、キッチンの給湯はボイラー。
このボイラーとファンヒーターは、灯油を使用。

さて、電気、灯油、都市ガスのエネルギーチェンジをどうするか、

電気:プランA、再エネ100%の電力プランへ変更
   プランB自家発電100%(太陽光、風力、水力、バイオマス等)へ変更

灯油:プランA、(灯油ファンヒーター)⇒薪ストーブ、木質ペレットストーブ
     (灯油ボイラー)⇒木質チップボイラー

   プランB、電気を再エネ100%・自家発電100%後
     (灯油ファンヒーター)⇒電気ストーブ
     (灯油ボイラー)⇒電気温水器

都市ガス:電気を再エネ100%・自家発電100%後
     (ガスコンロ)⇒IHコンロ

これにより、水道の3%以外、カーボン・ニュートラル生活実現可能となります。

これらの選択肢の内、最短ルートを選ぶと、

1、電気をプランAの再エネ100%の電力プランに変更することで、電気(40.2%)を削減できる。残り約60%。
2、再エネ100%の電力プランに変更後、コンロをガスからIHに変更すると都市ガス(16.3%)を削減できる。残り43.5%。
3、再エネ100%の電力プランに変更後、灯油ファンヒーター、ボイラーを電気ストーブ、電気温水器に変更する。残り、水道の3%。

このルートでのカーボン・ニュートラル生活の実現可能性について、残る2つの採用基準とともに考えていきたいと思います。


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2022年09月25日

「カーボン・ニュートラル」採用の基準(1)「真(本気)のカーボン・ニュートラル」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(14)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

カーボン・ニュートラルに真も偽もないのでは?
「偽のカーボン・ニュートラル」があるからこそ、「真のカーボン・ニュートラル」があると考えます。

では「偽のカーボン・ニュートラル」とは?
から考えていきます。

これまで「資本主義」は、公共の物や無償の物を使い、さまざまな状況を利用し、何でも「ビジネス(儲け)」の場にしてきました。
「エネルギー」「土地」「金属」「水」等。さらに「人」も。
カーボン・ニュートラルを、新たな資本主義の儲けの場とするならば、
それは、「空気」。

資本が本気で地球温暖化対策を考えて、カーボン・ニュートラルをするのなら、一番有効なのは、資本の活動をやめるか、ペースダウンさせること
つまり、「空気」の「節約」行動がより有効な対策のはず。

資本は、その習性として、成長を目指す

なので、おそらく、「資本の成長」と「カーボン・ニュートラル」は、相容れないのでは?

巨視的に見たときに、いくら「カーボン・ニュートラル」を唱えていても、「カーボン・ニュートラル」技術への切り替え時に、新たな技術開発、商品開発を行い、総体として、経済成長が続いていくならば、その新旧技術併用の時に発生する「温室効果ガス」は膨大に発生することになるだろう。(この過渡期の状態は、避けて通れないのかもしれないが・・・)

企業は、事業のほんの一部だけ「カーボン・ニュートラル」をとり入れたとしても、資本の成長により、事業全体の排出量が増えているといったことにはなっていないだろうか?

「カーボン・ニュートラル」頑張ってるけど、実は、やる前より排出量多い。
「カーボン・ニュートラル」を唱えると、中身は伴わなくても儲かるんだ。
といったことになっていないだろうか?
その結果、最終的に「みんなでカーボン・ニュートラル頑張っていたはずなのに、なぜか地球に人が住めなくなっていた」になってしまう。
資本の「儲けのため」、あるいは「免罪符」としての「カーボン・ニュートラル」。

これを「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」とする。
エスカルジュニアは、そんな、カーボン・ニュートラルだったら、のらない方が、まだましと考える。

一方で、全てを疑って、「どうせ、カーボン・ニュートラルは、嘘で、資本主義の儲け話だったんだよ」と話していたあとに、本当に地球に人が住めなくなる可能性もある。
ならば、何もしないよりは、資本の目的は不明だったとしても、とりあえず、とりいれてみて、その結果、地球環境の悪化を食い止められるならば、意味ある行動といえる。

これを「真偽不明のカーボン・ニュートラル」と考える。
資本の中にも「真(本気)のカーボン・ニュートラル」に取り組む主体はあるはずと信じて・・・。

ただ、できるだけ、口先だけの、資本の儲けとなる「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」に乗りたくはない。
どうせやるなら「真(本気)のカーボン・ニュートラル」を実現したい。
「真(本気)のカーボン・ニュートラル」の方が、失敗の可能性が低いはず。

ということで、アイデア採用の基準を「資本主義の成長」につながらない「真(本気)のカーボン・ニュートラル」とします。

「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」や「真偽不明のカーボン・ニュートラル」もあると思うので、アイデア採用の優先順位は、

節約」>「真(本気)のカーボン・ニュートラル」>「真偽不明のカーボン・ニュートラル」>「何もしない」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」
にしたいと思います。

「何もしない」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」
明らかに「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」の場合は、「何もしない」が優先。

「真偽不明のカーボン・ニュートラル」>「何もしない」
よくわからない場合には、とりあえずやってみることになります。

「真偽不明のカーボン・ニュートラル」の採用にあたっては、運営主体、行動内容を確認し、慎重に。
その後で、「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」と判明した場合には、採用取り消しとなります。

この他に「カーボン・ニュートラル生活」採用基準があと2つあります。


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2022年09月24日

「(真の)カーボン・ニュートラル」。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(13)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

カーボン・ニュートラル生活をできるだけ早期に実現させていく。

『行程表:「一人ブレインストーミング的」に羅列しつつ、同時並行的に、その中から、採用可能なものを積極的に取り入れ、できるだけ早期にカーボン・ニュートラル生活を実現する』

「採用可能なものを積極的に取り入れ」るための、採用の際の基準づくりもしておきたい。

もちろん、ブレーンストーミング的に羅列していくので、採用されないのがわかっていても、削減アイデアとしてはとりあげていく。
いつかそのアイデアが生きてくる可能性もあるから。

ただ、採用基準をルール化しておかないと、「(真の)カーボン・ニュートラル」を目指しているのに「(偽の)カーボン・ニュートラル」となってしまうかもしれないから。

「個人的動機」のなかで、これまで、地球温暖化、カーボン・ニュートラル生活に対して、踏み込みが甘かった理由を5点あげましたが、そのうちの3つの憶測、疑念について振り返ってみる。
2、先進国の途上国に対する経済的発展の抑制を促す思惑からの「地球温暖化シナリオ」かもという憶測。
3、資本主義の新たな成長(儲け)の場を創設するために、「地球温暖化シナリオ」を利用しようとしているかもという憶測。
4、気象操作等科学技術由来の人為的影響の副作用を「地球温暖化」にすりかえているかもという憶測。

その中において、核心にあるのは、
「3、資本主義の新たな成長(儲け)の場を創設するために、「地球温暖化シナリオ」を利用しようとしているかもという憶測」

これを「(偽の)カーボン・ニュートラル」と考える。
この「(偽の)カーボン・ニュートラル」と距離をおきつつ、カーボン・ニュートラル生活を実現させたい。

これを「(真の)カーボン・ニュートラル」としたい。


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2022年09月23日

「ソロ・ブレインストーミング」。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(12)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

『「直接的な排出」として、2021年の我が家の二酸化炭素排出量を算出した結果、
都市ガス 151.64kgCO2(16.3%) 
灯油 378.48kgCO2(40.6%)
電気 375.1kgCO2(40.2%)
水道 27.6kgCO2(3.0%)
合計 932.82kgCO2

一人当たり466.41kgCO2

日本人の年間CO2排出量(一人あたり)は、1770kgCO2。

なので、日本人一人あたり平均の26.3%と約四分の一の水準』

ここをスタート地点として、行程表をつくることにします。
2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現を目指す。
加えて、できるだけ早く、カーボン・ニュートラル生活を実現させたい。

とはいっても、日本人一人あたり平均の約四分の一、と、そもそも、我が家の二酸化炭素排出量は低い水準のため、電気、灯油、都市ガス、水道の使用を節約しようとしても削減余地は小さい。

そんな状況の中で、カーボン・ニュートラル生活を早期に実現させていく。

そのため、まず最初に、カーボン・ニュートラル生活を実現するためのアイデアとして思い浮かぶものを「ソロ・ブレインストーミング的」に羅列していこうと思います。

CO2排出量削減プランを思いつくまま、色々とあげつつ、同時並行的に、その中から、採用可能なものを積極的に取り入れていきたい。

削減プランも今は、採用できないにしても、今後タイミング次第では、採用できるようになるものもあるかもしれません。
また、一度採用したあとでも、より良いプランがあれば、そちらに乗り換えていく。(朝令暮改あり)

ということで、カーボン・ニュートラル生活を実現するための工程表として、下記

行程表:「ソロ・ブレインストーミング的」に羅列しつつ、同時並行的に、その中から、採用可能なものを積極的に取り入れ、できるだけ早期にカーボン・ニュートラル生活を実現する。

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2022年09月22日

カーボン・ニュートラル生活をはじめる4つの個人的動機、その3。「新・セミリタイア生活」となるかも。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(11)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。



最後の4つめの動機について。それは、
『「あれ、カーボン・ニュートラルな生活できるかも」という気付き』

これまで、カーボン・ニュートラル生活に踏み込めなかった理由のひとつとして、
「(地球温暖化対策に対しては、)問題が大きすぎる。無力感」がありました。

一方、今のセミリタイア生活は、ミニマル・有機・無添加・地産地消・徒歩移動中心の生活なので、エネルギー消費の量、人・商品移動のためのエネルギーおよびゴミの量がかなり少ない。

また、通勤はなく、自宅外に職場もないため、自宅で排出される「直接的な排出」が中心。
地球温暖化対策について、じっくり考えてみると、世界や日本の問題は大きすぎて無力感を感じてしまうものの、案外、自分や、我が家レベルでできることはあるかもしれない。

そう考えてみたところ、「あれ、カーボン・ニュートラルな生活できるかも」という気付きが生じました。
セミリタイア、ミニマルな生活により、「カーボン・ニュートラルな生活」が可能かもという気づき。

新型の「あれ、○○できるかも」誕生です。

この「あれ、○○できるかも」は、直近15年位の間において、度々現れています。
マネーの領域では「あれ、セミリタイア生活できるかも」から「あれ、アーリーリタイア生活できるかも」を経て「あれ、1億総セミリタイア社会できるかも」へと進んできました。

食の領域では、「あれ、健康自主管理できるかも

また、エネルギー・環境の領域では「あれ、北海道は再エネ100%できるかも」から、今回、「あれ、カーボン・ニュートラルな生活できるかも」へ。

価値観の再創造が新しく一つ起動しました。

そして、さらに深く考えてみると、この「あれ、カーボン・ニュートラルな生活できるかも」は、もしかして、これまでの「あれ、○○できるかも」を統合できるかもしれない

セミリタイア、アーリーリタイア、1億総セミリタイア社会計画、健康自主管理、有機、無添加・地産地消、身土不二、北海道再エネ100%。

これらを、「地球温暖化対策、カーボン・ニュートラル生活」を切り口にして統合できるかも。

「カーボン・ニュートラル生活」が「セミリタイア生活」を統合し、深化させてくれる予感。
これまでの延長線上でもあり、かつ統合された新しい生活スタイルへの移行。
統合後は、「新・セミリタイア生活」となるかも。

4つめの個人的動機は、『あれ、カーボン・ニュートラルな生活できるかも』

(まあ、失敗しても損はないし・・・)

これまでの記事、カーボン・ニュートラル生活をはじめる4つの動機をまとめると
1つめ:『自分の中で環境への優先順位が高め』なこと。
2つめ:2030年の長期目標『「生存」していること』『「自由」でいること』に反するかもしれないから。
3つめ:『持続可能性が低いことは、反対』(=「持続可能性の高い」技術への全面的なシフト)
4つめ:『あれ、カーボン・ニュートラルな生活できるかも』

これら4つの個人的動機から、カーボン・ニュートラルな生活をスタートさせています。


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2022年09月21日

カーボン・ニュートラル生活をはじめる4つの個人的動機、その2。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(10)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

カーボン・ニュートラル生活をはじめる個人的動機が4つあります。その内の2つは、前回記事にて

そして、今回3つめの動機について。それは、
持続可能性が低いことは、反対

気候変動の原因の一つである、二酸化炭素は、化石燃料の使用から生じる。
この化石燃料は有限なので、たまたま、現在に生きている人間だけが使い果たしていいのか?

仮に化石燃料が、あと200年分あったとして、使い切ってしまった後の201年後以降の人びとの生活は、悲惨なものになるかもしれない。

食品の生産力が落ち、化石燃料由来の製品は製造できず、人、物の移動も困難になるかも。
化石燃料の使用を続けるということは、持続可能性が低い生活を続けるということ。
それならば、「化石燃料」をできるだけ節約し、温存しつつ、「化石燃料」の代替エネルギ―である「太陽エネルギー」を使った「持続可能性の高い」生活を急ぎ確立していくべきではないか。

「太陽エネルギー」として、太陽光、風力、水力、バイオマス等へ。

そして、「石油製品」の代替に「太陽由来の製品」へシフトする。
「太陽由来の製品」としての、木、綿、麻等を使った製品へ。

ここで、「持続可能性が低いことには、反対」という点で、「原発」と「ごみ」について。

まず、二酸化炭素の排出の少ないエネルギ―といわれる「原発」について。

原発も化石燃料同様に、持続可能性が低いため、原発には反対のスタンス。

理由として、
・そもそも、原料のウランが有限なこと、
・処分施設の問題(1万年後の人類に処分問題を引き継げるわけがない)。
・発電後の処分費用、事故発生時の処理費用が莫大なので、決して安いエネルギーではない。
・冷却時に海水や川の水温を上昇させる。これも実は地球温暖化に関係してるのでは?
・地球温暖化により海面上昇した場合、海沿いにある原発はリスクがさらに高くなるのでは?
・テロ、戦争、災害にもろい、国の弱点となる。
・事故が発生しても政府、電力会社が隠ぺいするため、安全の範囲が全くよめない。

最後に「ごみ」について。
前述の原発が生み出す「ごみ」同様、石油製品、金属の「ごみ」も、持続可能性が低い。
「太陽由来の製品」へ置き換えていくことで、持続可能性が低い「ごみ」も持続可能性が高い「ごみ」となる。

「持続可能性の低い」技術から「持続可能性の高い」技術へ全面的にシフトし、その技術を次世代、将来の人類に残し、共有すべき。

「カーボン・ニュートラル」と「持続可能性の高い」技術への全面的なシフトは、同時並行的に進む。

「カーボン・ニュートラル」生活をはじめる3つめの動機は、『持続可能性が低いことは、反対』

これは、『「持続可能性の高い」技術への全面的なシフト』と同義になる。

(むしろ、江戸時代以前は、「持続可能性の高い」循環型社会だったので、その生活へと戻るだけで、容易に「カーボン・ニュートラル」生活は実現できるのだけれど・・・)

3つめの動機は、『持続可能性が低いことは、反対』(=「持続可能性の高い」技術への全面的なシフト)


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2022年09月20日

カーボン・ニュートラル生活をはじめる4つの個人的動機、その1。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(9)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

カーボン・ニュートラル生活をはじめる個人的動機が4つあります。

まず1つめについて。
そもそも、『自分の中で環境への優先順位が高め』なこと。

サラリーマンから起業したのも、大量生産、大量消費、大量廃棄社会への疑問から。
リユース、再生、自然、無添加をキーワード、コンセプトにして札幌移住位まで商売していました。
セミリタイア後に「消費生活アドバイザー」の資格を取得したのも「環境問題」についてのテーマが入っていたため。
また、「札幌移住」も原発事故による汚染からの回避、コンパクトな生活による省エネ化、フード・マイレージ(地産地消)を意識して。
さらに「北海道再エネ100%を目指せ」をライフワークとして進めていきたい3つのテーマの1つに。

「自分の中で環境問題」に優先順位が高めだったものの、これまで、地球温暖化、カーボン・ニュートラル生活に対して、踏み込みが甘かった理由が5点あります。

その5点は、

1、もしかして、人間のせいではなく、地球自身の自立的な活動、温度調節かもしれない。
地球活動において、大きな時間軸では、現在は、寒冷化の中で、短期的に現れている温暖化かもしれない。
寒冷化なのか、温暖化なのか?
2、先進国の途上国に対する経済的発展の抑制を促す思惑からの「地球温暖化シナリオ」かもという憶測。
3、資本主義の新たな成長(儲け)の場を創設するために、「地球温暖化シナリオ」を利用しようとしているかもという憶測。
4、気象操作等科学技術由来の人為的影響の副作用を「地球温暖化」にすりかえているかもという憶測。
5、問題が大きすぎて、身近な問題とはとらえきれていなかった。個人的無力感。

これらの憶測、疑念や無力感から、「地球温暖化対策」には、踏み込みが甘かった。

これを乗り越えて、カーボン・ニュートラル生活に踏み込むことにした2つめの動機は、
直感的に「温暖化の悪影響」が近づいていると感じる』ため。
・身近に起こる気象の変化の激しさを感じる。
・徐々に地球温暖化は、人間活動の影響が大きいという知見が増大し、確信化してきている。
・世界、国、企業の『脱炭素モード』が加速してきた。

仮に「地球温暖化対策」にベットして、その結果、間違いだったとしても、今のセミリタイア生活において、損になることはない。
現在の生活の延長線上ともいえるから。
(そう考えると、すでに「地球温暖化対策」にベットして生活しているのかもしれません)

逆に「地球温暖化対策しない」にベットして、その結果、間違いだった場合、気候は不可逆的なので、取返しがつかなくなる。
そして、間違いとわかるのが少し先の未来だったとしても「我が亡き後に洪水よ来たれ」という気にはなれない。

地球環境の変化が加速度的に進んでいくならば、自分の生きている時代に来るかもしれない。
その時は、自らの「命」をおびやかされる。
また、対策が遅れることで、環境の変化が加速度的に進み、「自由」が大きく制限される可能性もある。
これらのことは、2030年の長期目標『「生存」していること』『「自由」でいること』に反することにもなりかねない。

1つめの個人的動機:『自分の中で環境への優先順位が高め』なこと。
2つめの個人的動機:2030年の長期目標『「生存」していること』『「自由」でいること』に反するかもしれないから。

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