2022年10月17日

「異常気象と地球温暖化ー未来に何が待っているか」を読んで。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(23)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。


人類による二酸化炭素の累積排出量世界平均地上気温変化は、ほぼ比例することがわかってきました。
不確実性の幅を考慮して、66%を超える確率で工業化以降の世界平均地上気温上昇を2℃未満に抑えるには、二酸化炭素累積総排出量を(炭素量換算で)7900億トン以下に抑える必要があります。
1870年から2011年までの総排出量がおよそ5150億トン、2012年の1年間の排出量が97億トンだったので、この排出量が続くと仮定すれば、30年でつまり2040年ごろにはこの上限に達することになります
2℃目標は達成できるのでしょうか」

「それでは、将来の二酸化炭素排出をどの程度に抑えれば2100年時点で2℃の気温上昇に抑えられるのでしょうか。
そのためには、2050年に温室効果ガス排出量を2010年比で40〜70%削減したうえで、2100年には排出をゼロかマイナスにしなければなりません。
このような排出経路だと、66%以上の確率で2100年に大気中の二酸化炭素換算濃度が450ppmとなり、2℃未満に抑えられる可能性が高くなります」

「人為起源の温室効果ガスの排出ペースは鈍化しておらず、1970年から2010年にかけて増え続けています。
二酸化炭素排出の推進力は経済成長人口増加です」

「ある気温上昇に抑えるためには、たとえば、2030年までの早い段階での削減努力が足りなければ、2030年以降により多くの削減が必要になるということです
このことは、将来の選択の幅が狭まるとともに、現在確立されていない炭素吸収といった技術発展に賭けることになり、多くのリスクを将来世代に託す結果となります



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2022年10月13日

2022年9月の電力使用量は、2020年比−8.3%。電気料金ベースから電力使用量ベースに変更します。北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(118)

こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

北海道再生可能エネルギー100%実現」にむけて、提案している以上は、節電へ積極的に参画していく必要がある。
ということで、毎月、電力使用量(電気料金ベース)を基準年(2020年と2016年)比で書いてきました。

が、最近の単価の急激な上昇で、電気料金と電力使用量のかい離が生じてしまっているため、電気料金ベースでは、節電の影響が見えなくなってしまっている。
ということで、これまで、電気料金ベースで節電目標−12.5%の達成を目指してきましたが、これからは、電力使用量ベースで目指すことに。

電力使用量ベースに変更することにより、純粋に使用電力量での2020年比とします。
今年の1月からさかのぼって電力使用量ベースに変更。
また、2016年の電力使用量が不明なため、2016年をやめ、2020年比だけとなります。

セミリタイア夫婦の2022年9月の電力使用量

●9月の電力使用量(電気料金ベース)
2020年9月より:−8.3%

●9月までの2022年累計電力使用量
2020年1月から9月累計より:−31.9%

◎2022年節電目標(2020年比:−12.5%)
「北海道再生可能エネルギー100%実現」のためには、2019年時点から37.5%分、節電技術、節電意識、人口減による電力需要減により減らす必要があります。

37.5%をこの3カテゴリー(1:節電技術、2:節電意識、3:人口減少による電力需要減少)で均等に割り振ると、それぞれ12.5%。
この3カテゴリーの内、個人で対応可能な「2:節電意識」についてフォーカスしていきたいと思います。
なので、エスカルジュニア個人においても、「節電意識」による、電力需要減少目標を12.5%とします。

電力使用量での過去の成果 2021年⇒2020年比−16.3%(節電目標−12.5%達成)(※電気料金ベース)

今後、電力使用量でみていくため、電力会社を変更することで、単価の違いが生じることによる、節電目標への影響が排除されることになります。

10月中旬から、電力会社を変更。
トドック電力の「再生可能エネルギー100%メニュー」になるため、我が家の電気は、再エネ100%由来となります。

これにより「北海道再生可能エネルギー100%実現」に直接的に参画していくことになるといえるのかもしれません。

環境・エネルギーについては、「北海道再生可能エネルギー100%実現」を求めつつ、「2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現」を目指していきたいと思います。


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2022年10月10日

今年9月までの二酸化炭素排出量はどのくらい?2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(22)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

2021年1年間の二酸化炭素排出量が下記。
『「直接的な排出」として、2021年の我が家の二酸化炭素排出量を算出した結果、
都市ガス 151.64kgCO2(16.3%) 
灯油 378.48kgCO2(40.6%)
電気 375.1kgCO2(40.2%)
水道 27.6kgCO2(3.0%)

合計 932.82kgCO2
一人当たり466.41kgCO2』

2021年の二酸化炭素排出量を基準にして、電気からの排出ゼロを反映させてみた場合、『カーボン・ニュートラル生活』まであと、約60%。
現時点では、そこでストップ

ただ、これは、あくまでも仮定の話。
実際に電気が再エネ100%になり、電気からの排出がゼロになるのは、今月途中からになります。

では、2022年の現在の二酸化炭素排出量がどうなっているのか、現状をチェックしてみたいと思います。

『「直接的な排出」として、2022年9月までの我が家の二酸化炭素排出量を算出した結果、
都市ガス 93.66kgCO2(13.7%) 
灯油 321.21kgCO2(47.1%)
電気 246.4kgCO2(36.1%)
水道 20.7kgCO2(3.0%)

合計 681.97kgCO2
一人当たり340.99kgCO2』


年の途中であるものの、2021年と比較すると灯油の構成が上がり、都市ガス、電気が下がっている。

10月途中からは、電気が再エネ100%となるので、CO2排出は、灯油、都市ガスが中心となります。

今後は、『カーボン・ニュートラル生活』の進捗状況として、毎月、CO2排出量をチェックしていきたいと思います。


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2022年10月09日

『カーボン・ニュートラル生活』まで、残り約60%でストップ。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(21)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。


1、電気を再エネ100%の電力プランに変更することで、電気(40.2%)を削減できる。
これで『カーボン・ニュートラル生活』まで残り、約60%

残る60%をどうやって『カーボン・ニュートラル生活』まで持っていくか考えていきます。

最短なのは、再エネ100%の電力プランに変更後、
2、コンロをガスからIHに変更することで、都市ガス(16.3%)を削減できる。残り、43.5%。
3、灯油ファンヒーター、ボイラーを電気ストーブ、電気温水器に変更することで、灯油(40.6%)を削減できる。残り、水道の3%。

つまり、「オール電化」にしてしまうこと。

これを「カーボン・ニュートラル生活」採用の4つの基準に照らし合わせて考えてみます。

『「カーボン・ニュートラル生活」採用の4つの基準は、
1つめは、『「真(本気)のカーボン・ニュートラル」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」』
2つめは、『「カーボン・ニュートラル生活」より「セミリタイア生活の持続性」を優先させる』
3つめは、『「カーボン・ニュートラル生活」より「健康・安全・QOL」を優先させる』
4つめは、『我が家か日本か世界か(間接排出も含む)』

まず、「2、コンロをガスからIHに変更する」は、3つめの基準「健康・安全・QOL」と2つめの基準「セミリタイア生活の持続性」にあわないので採用せず
次に、「3、灯油ファンヒーター、ボイラーを電気ストーブ、電気温水器に変更する」は、2つめの基準「セミリタイア生活の持続性」にあわないので採用せず

ということで、最短の「オール電化」プランは、採用しない

では、残る、都市ガスと灯油分の二酸化炭素を排出ゼロにするには、どうするか?

「オール電化」プランとは、別の方法として、
(灯油ファンヒーター)⇒薪ストーブ、木質ペレットストーブ
(灯油ボイラー、都市ガス)⇒木質チップボイラー
という選択肢がある。

ただ、薪ストーブ、木質ボイラー・ペレットストーブも2つめの基準「セミリタイア生活の持続性」にあわず、今回は、採用せず

そのため現時点では、『カーボン・ニュートラル生活』まであと、約60%のところでストップ。
ということになります。


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2022年10月08日

再エネ100%プランへ変更。電気からのCO2排出が「ゼロ」になり『カーボン・ニュートラル生活』へ一歩前進。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(20)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

電気を「トドック電力」の「再生可能エネルギー100%メニュー」へ申し込みました。
「トドック電力」の「再生可能エネルギー100%メニュー」は、発電の構成が木質バイオマス100%とのこと。
これにより、我が家の「電気」からのCO2排出が「ゼロ」になり、『カーボン・ニュートラル生活』へ一歩前進することになります。
『カーボン・ニュートラル生活』最短ルートのうちの

1、電気を再エネ100%の電力プランに変更することで、電気(40.2%)を削減できる。
『カーボン・ニュートラル生活』まであと、約60%

具体的なCO2排出量としては、

『「直接的な排出」として、2021年の我が家の二酸化炭素排出量を算出した結果、
都市ガス 151.64kgCO2(16.3%) 
灯油 378.48kgCO2(40.6%)
電気 375.1kgCO2(40.2%)
水道 27.6kgCO2(3.0%)
合計 932.82kgCO2
一人当たり466.41kgCO2
日本人の年間CO2排出量(一人あたり)は、1770kgCO2。
なので、日本人一人あたり平均の26.3%と約四分の一の水準』

このうち、電気 375.1kgCO2(40.2%)がゼロになるので、
合計 932.82kgCO2−電気 375.1kgCO2(40.2%)
557.72kgCO2
一人当たり278.86kgCO2

日本人の年間CO2排出量(一人あたり)は、1770kgCO2。
なので、日本人一人あたり平均排出量の15.8%に。
一人当たり残り279s弱へ。

さて、奇しくも、今回、「再生可能エネルギー100%メニュー」への後押しとなったのは、「楽天でんき」の料金改定。
今まで、「楽天でんき」を利用していて、今年6月に燃料費調整額の上限撤廃。
「楽天でんき」では、基本料金がなく、我が家では、使用電力がかなり少ないため、基本料金のあるプランは、割高になってしまう。
上限撤廃により単価が上昇してもまだ、他社との比較では、割安だったため、保留にしていました

そこへさらに、先月末、燃料費調整単価から、市場価格調整単価へ変更する「お知らせ」が届きました。
この、「市場価格調整単価」への変更は、青天井リスクがでてくる?

ただ、変更する「トドック電力」も燃料費調整額の「上限撤廃」にはなっているので、「北電規制プラン」に変更する選択肢もあったのですが・・・、
「上限撤廃」分、「トドック電力」の方が「北電規制プラン」より燃料費調整単価が高くなるものの、今回、再エネ100%、つまり『カーボン・ニュートラル生活』を優先することにしました。

『カーボン・ニュートラル生活』実現のためには、多少のコスト増は、受け入れよう。
「セミリタイア生活の持続性」に影響の軽微な範囲においては。

『カーボン・ニュートラル生活』へ進めていこうという絶妙なタイミングでの「楽天でんき」からの価格改定のお知らせとなりました。

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2022年10月06日

「カーボン・ニュートラル生活」4つの採用基準の優先順位。2030年までにカーボン・ニュートラル生活実現!(19)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

「カーボン・ニュートラル生活」採用の基準4つをまとめると、
1つめは、『「真(本気)のカーボン・ニュートラル」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」』
2つめは、『「カーボン・ニュートラル生活」より「セミリタイア生活の持続性」を優先させる』
3つめは、『「カーボン・ニュートラル生活」より「健康・安全・QOL」を優先させる』
4つめは、『我が家か日本か世界か(間接排出も含む)』

ということになる。
さらに、これら4つの中において、優先順位をどうするか?について考えてみたい。

2つめ基準の「セミリタイア生活の持続性」と3つめ基準の「健康・安全・QOL」では、「健康・安全・QOL」の優先順位の方が高いため、
「健康・安全・QOL」>「セミリタイア生活の持続性」>「カーボン・ニュートラル生活」となる。

1つめの基準では、「節約」>「真(本気)のカーボン・ニュートラル」>「真偽不明のカーボン・ニュートラル」>「何もしない」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」
だったので、この2つを合体させると

「健康・安全・QOL」>「セミリタイア生活の持続性」>「真(本気)のカーボン・ニュートラル」>「真偽不明のカーボン・ニュートラル」>「何もしない」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」
という優先順位に。

「健康・安全・QOL」は、2030年長期目標『「生存」していること』『「自由」でいること』と同義でもあるので、最優先。

「健康・安全・QOL」=2030年長期目標>「セミリタイア生活の持続性」>「真(本気)のカーボン・ニュートラル」>「真偽不明のカーボン・ニュートラル」>「何もしない」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」
という優先順位になります。

最後に4つめの『我が家か日本か世界か(間接排出も含む)』について。
これは、我が家の「直接的な排出」を超え、「間接的な排出」にまで広げていくことになるため、
「健康・安全・QOL」=2030年長期目標>「セミリタイア生活の持続性」>「真(本気)のカーボン・ニュートラル」>「真偽不明のカーボン・ニュートラル」>「何もしない」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」
優先順位を維持しつつ、「狭義のカーボン・ニュートラル」から「広義のカーボン・ニュートラル」へシフトしていくことになる。

ということで、

「カーボン・ニュートラル生活」4つの採用基準の優先順位は、

『「健康・安全・QOL」=2030年長期目標>「セミリタイア生活の持続性」>「真(本気)のカーボン・ニュートラル」>「真偽不明のカーボン・ニュートラル」>「何もしない」>「偽(なんちゃって)のカーボン・ニュートラル」』
かつ「狭義のカーボン・ニュートラル生活」⇒「広義のカーボン・ニュートラル」

になります。


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