こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。
地震直後から、北海道にあるセコマ約1100店の内の多くが営業をはじめていたそうです。
どうしてそんなことが可能だったのか?
営業できた理由について、昨日、日経新聞に記事がありました。
抜粋すると、
(転載開始)
・全店でガソリン車につないで、車を空運転させると発電できる非常用キットを常備している。これでハンディー端末やレジを動かせたので営業ができた。
・店内で調理した弁当や丼物を出す『ホットシェフ』も生きた。電気が来なくても一部店舗で導入しているガス釜で米をたき、当初はおにぎりだけを作って提供した。
・16年に大災害を想定して稼働した釧路市の新物流センターが威力を発揮した。
・自家発電設備が釧路市の新物流センター内の全電力を供給。
・給油施設は最大3週間程度の燃料を備蓄できる。4割程度の燃料を札幌に移し、トラックを継続的に動かすことができた。
・セコマは北関東にも店があり、茨城県にある物流拠点にメーカーから飲料・食料をかき集め、フェリーで苫小牧に送った。
・サプライチェーン全体をグループで管理している強みが出た。
・店内で調理した弁当や丼物を出す『ホットシェフ』も生きた。電気が来なくても一部店舗で導入しているガス釜で米をたき、当初はおにぎりだけを作って提供した。
・16年に大災害を想定して稼働した釧路市の新物流センターが威力を発揮した。
・自家発電設備が釧路市の新物流センター内の全電力を供給。
・給油施設は最大3週間程度の燃料を備蓄できる。4割程度の燃料を札幌に移し、トラックを継続的に動かすことができた。
・セコマは北関東にも店があり、茨城県にある物流拠点にメーカーから飲料・食料をかき集め、フェリーで苫小牧に送った。
・サプライチェーン全体をグループで管理している強みが出た。
(転載終了)
もちろんセコマだけでなく、多くのコンビニ、スーパー等も地震後、頑張って営業していました。
その中でも、特にセコマは全道目線で、組織的に災害に備えていたということがこの記事から読み取れます。
セコマのおかげで地震後の商品供給の混乱がなかったともいえるかも。
東日本大震災後には、買い占め等により、お店にいっても商品がないといった状況が長引いていました。
今回、札幌で地震後の様子を見ていると、東日本大震災の時に比べて商品も店頭に揃ってきているのが全般的に早いと感じます。
地震後の停電や、物流がストップしている中でもセコマが営業できたのは、記事のように大規模な災害を想定していたから。
セコマに行けば、何か食べるものが買える。だから、急いで買い占める必要がない。といった安心感があったのかも。
災害発生時にはその安心感が重要なのではないでしょうか?
それにより、他のお店やスーパーでの過剰な買い占めという消費行動への防波堤になっていたのでは?
セコマは北海道民にとってのセーフティーネットなのではと今回の災害で感じました。
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