2018年11月15日

北電のグループ会社の電力供給力。北電の供給力はこれからどうなるか?(22)


こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。

これまでの記事で、北海道の企業5社により、「他企業の自家発電」115.225万キロワットの内の、『80.902万キロワット+千歳発電所群(千歳川に5か所、漁川に1か所)?万キロワット』の供給力があることをみた。
今回は、北電のグループ会社の供給力についてみていく。

卸電気事業者で、苫小牧共同火力発電所3号機(25万キロワット)による発電を行っている。
この、苫小牧共同火力発電所3号機(25万キロワット)は、すでに11月以降の供給力として含まれている。
そのため「他企業の自家発電」115.225万キロワットの対象とはならない。

次に、ほくでんエコエナジー(株)について。
水力発電や太陽光発電を行っている。
HPから発電能力を抜粋。

〇水力発電所

発電所   出力(kw) 運開年月

藻岩浄水場 400  平成19年9月
仁宇布川  1,930  大正9年8月
滝上芝ざくら 260  大正14年12月(平成25年12月再開発)
濁川発電所 292  昭和10年10月
サンル(建設中)1,100 平成31年1月運開予定
津別    280  大正12年2月
下津別   730  大正14年12月
秋の川   383  昭和14年8月
上飽別   4,150  昭和4年2月
飽別    6,500  大正9年9月
徹別    2,250  大正11年7月
蘇牛    3,400  大正14年12月
二風谷   3,000  平成8年7月
豊浦    3,500  平成元年10月
久保内   7,200  昭和26年11月
洞爺    6,400  昭和14年6月
壮瞥     500  大正9年9月
虻田   19,500  昭和14年10月
京極名水の郷 410  平成28年10月
大野    1,500  昭和60年9月

合計19カ所 6.2585万キロワット
(建設中のサンル発電所は除く)

〇太陽光発電所

発電所    出力(kw)  運開年月

ワインの里池田 1,500  平成25年12月
本別太陽の丘  1,500  平成26年3月

合計2カ所 0.3万キロワット

 ここまでをまとめると、

『企業別では、
王子HD:8.375万キロワット+千歳発電所群(千歳川に5か所、漁川に1か所)?万キロワット
日本製紙:8万キロワット
JXTGエネルギー:9.9万キロワット
新日鉄住金:33万キロワット
電源開発:21.627万キロワット
ほくでんエコエナジー(株):6.2585万キロワット

合計87.1605万キロワット+千歳発電所群(千歳川に5か所、漁川に1か所)?万キロワット

(別枠:太陽光、風力)

王子HD:0.125万キロワット(太陽光)
電源開発:8.995万キロワット(風力)
ほくでんエコエナジー(株):0.3万キロワット(太陽光)

合計9.42万キロワット』


『エネルギー別では、
火力:57.74万キロワット
水力:29.4205万キロワット+千歳発電所群(千歳川に5か所、漁川に1か所)?万キロワット

合計87.1605万キロワット+千歳発電所群(千歳川に5か所、漁川に1か所)?万キロワット

(別枠:太陽光、風力)

太陽光:0.425万キロワット
風力:8.995万キロワット

合計9.42万キロワット』

『「他企業の自家発電」の115.225万キロワットの内の、87.1605万キロワット+千歳発電所群(千歳川に5か所、漁川に1か所)?万キロワット

が6社による。

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