こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。
音別火力発電所の廃止が延期になるという報道があった。
(転載開始)
北電、音別火力発電の廃止延期。
2018/11/28 日本経済新聞 地方経済面
北海道電力は27日、2019年2月に予定していた音別火力発電所(釧路市、出力計14万8千キロワット)の廃止を延期すると発表した。
具体的な時期は未定だが、少なくとも19年夏ごろまでは廃止を見送る方針。
9月6日の地震では、道東方面と接続する複数の送電線が事故で停止したことが全道停電の一因となった。
対策工事が一段落するまで、音別火力を稼働可能な状態で残して道東の電力の安定供給に備える。
軽油を燃料とする音別発電所は1978年に運転開始。稼働40年を数え老朽化している。
2018/11/28 日本経済新聞 地方経済面
北海道電力は27日、2019年2月に予定していた音別火力発電所(釧路市、出力計14万8千キロワット)の廃止を延期すると発表した。
具体的な時期は未定だが、少なくとも19年夏ごろまでは廃止を見送る方針。
9月6日の地震では、道東方面と接続する複数の送電線が事故で停止したことが全道停電の一因となった。
対策工事が一段落するまで、音別火力を稼働可能な状態で残して道東の電力の安定供給に備える。
軽油を燃料とする音別発電所は1978年に運転開始。稼働40年を数え老朽化している。
(転載終了)
この冬の電力の供給がさらに安定する。
この報道により、北電の今後の供給力の推移が下記に変更。
『9月13日の供給力は、約350万キロワット(新聞では、353万キロワット)。
9月14日の供給力は、約370万キロワットに。
これは、京極揚水発電所2号機20万キロワットの再稼働による。
9月19日の供給力は、約405万キロワットに。
これは、苫東厚真火力発電所1号機35万キロワットの再稼働による。
9月25日の供給力は、約510万キロワットに。
これは、苫東厚真火力発電所4号機70万キロワット、知内発電所2号機35万キロワットの再稼働による。
10月中旬以降の供給力は、約570万キロワットに。
これは、苫東厚真火力発電所2号機60万キロワットの再稼働による。
11月以降年内の供給力は、約675万キロワットに。
これは、石狩湾新港発電所1号機56万9400キロワットが稼働、苫小牧発電所(25万キロワット)、苫小牧共同発電所(25万キロワット)再稼働(予定)による。
・・・・現時点・・・・
2019年3月以降の供給力は、約670万キロワットに。
これは、3月に北本連系線が60万から90万キロワットへ30万キロワット拡張(予定)。3月に奈井江発電所35万キロワットが休止(予定)。
2019年夏以降の供給力は、約655万キロワットに。
これは、音別発電所14万8千キロワットが廃止(予定)による。
これらの供給力には太陽光発電や風力発電は入っていないので、その分は供給増要素。一方、本州からの供給(北本連系線)や他企業の自家発電は供給減の可能性もある。
他に北本連系線の最大供給力と上記積み上げ分の差(20万キロワット)、そして、2019年3月以降、奈井江発電所(休止)35万キロワット、さらに水力発電設備から、約55万キロワットが潜在供給力として存在する。
「企業の自家発電」における供給余力が約65万キロワット。潜在供給力合計は約175万キロワット』
『発電方法毎にまとめると
火力発電所 478.94万キロワット
水力発電所 70万キロワット
京極揚水発電所 40万キロワット
他企業の自家発電 115.225万キロワット
本州からの供給 60万キロワット
(北本連系設備)
水力発電所 70万キロワット
京極揚水発電所 40万キロワット
他企業の自家発電 115.225万キロワット
本州からの供給 60万キロワット
(北本連系設備)
合計約764.165万キロワットとなる。
(泊原発、太陽光発電、風力発電は入っていない。水力発電設備から、約55万キロワットが潜在供給力として存在。音別発電所廃止含まず。)』
上記推移での11月以降年内の供給力は約675万キロワット。
これに北本連系線の最大供給力と上記積み上げ分の差20万キロワットと「企業の自家発電」における供給余力約65万キロワットを加えると約760万キロワットだ。
発電方法毎の集計約764.165万キロワットとほぼ整合する。
これに北本連系線の最大供給力と上記積み上げ分の差20万キロワットと「企業の自家発電」における供給余力約65万キロワットを加えると約760万キロワットだ。
発電方法毎の集計約764.165万キロワットとほぼ整合する。
〇これまでの記事
〇情報サイト
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