2018年12月02日

なまら寒いよ!なまら暑いよ!と感じるときがピークで、なんぼかぬくいね!と感じるときがボトムになる。北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(33)


こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。

気温と電力需要の関係について視点を少し変えてみる。
今回は日にちに着目してみることにした。
どういうことか?
電力のピーク、ボトムの日と温度変化に特徴がある日の関係を見てみる。
月毎の最高気温、最低気温のほか、月内の最高気温の中においての最低気温、最低気温の中においての最高気温についてもみてみる。
下記が月毎の最大需要日と最小需要日。

〇月毎の最大需要日(曜日)
(2017年)
 9月27日(水)380.8万キロワット
10月23日(月)423.0万キロワット
11月24日(金)467.4万キロワット
12月26日(火)511.6万キロワット
(2018年)
 1月25日(木)524.8万キロワット
 2月13日(火)497.5万キロワット
 3月 1日(木)502.5万キロワット
 4月 6日(金)406.5万キロワット
 5月25日(金)362.2万キロワット
 6月29日(金)362.3万キロワット
 7月31日(火)442.3万キロワット
 8月 1日(水)416.3万キロワット

〇月毎の最小需要日(曜日)
(2017年)
 9月11日(月)235.1万キロワット
10月 1日(日)245.8万キロワット
11月 9日(木)282.0万キロワット
12月30日(土・晦日)333.6万キロワット
(2018年)
 1月 2日(火・正月)320.2万キロワット
 2月25日(日)347.8万キロワット
 3月25日(日)274.9万キロワット
 4月29日(日)261.4万キロワット
 5月27日(日)251.2万キロワット
 6月10日(日)245.7万キロワット
 7月 9日(月)249.7万キロワット
 8月13日(月)249.3万キロワット


下記が月毎の最高気温、最低気温、月内の最高気温の中においての最低気温、最低気温の中においての最高気温。

この中で、最大需要日と最小需要日とが重なる場合には日付の横に表示する。
は最大需要日、は最小需要日)


(2017年)
    最高気温  日 最低気温   日  
 9月 26.9  5   7.6 29 
10月 22.3  1  1.4 23大 
11月 17.4  7  −6.6 19 
12月  8.8 25  −9.0  9 

(2018年)
    最高気温  日 最低気温   日
 1月  5.9  9 −12.7 25 
 2月  4.4 23 −11.1  7 
 3月 16.4 28  −7.8 17 
 4月 24.5 30  −0.3  8 
 5月 28.2 30   5.6  9 
 6月 30.7  4   7.2 15
 7月 33.9 31 10.5  6 
 8月 32.5  1大 12.8 18 

(2017年)
  最高/最低気温 日 最低/最高気温 日  
 9月 15.3 28   17.3  7 
10月  9.1 23  15.0  7  
11月 −1.9 25    9.2  8 
12月 −3.7 26  −1.1 23  

(2018年)
  最高/最低気温 日 最低/最高気温 日
 1月 −5.3 29   −1.1  2 
 2月 −7.6 12   −2.0 10 
 3月 −2.3  6    5.0 28 
 4月  3.7  6  11.8 30 
 5月 10.2  6   15.7 31 
 6月 11.5 13   18.7 30 
 7月 16.0  5   24.8 29 
 8月 19.6 16   22.7  1 


これらを上から順番に1つづつみていく。

最高気温や最低気温については分かりやすい。

10月1日は10月の最小需要日だが、この日は10月の最高気温を記録。(暖かかった)
10月23日は10月の最大需要日だが、この日は10月の最低気温を記録。(寒かった)
1月25日は1月の最大需要日だが、この日は1月の最低気温を記録。(寒かった)
7月31日は7月の最大需要日だが、この日は7月の最高気温を記録。(暑かった)
8月1日は8月の最大需要日だが、この日は8月の最高気温を記録。(暑かった)

次に月内の最高気温の中においての最低気温、最低気温の中においての最高気温についてだ。

10月23日は10月の最大需要日だが、この日は10月の最高気温の中において最低気温を記録。(寒かった)
12月26日は12月の最大需要日だが、この日は12月の最高気温の中において最低気温を記録。(気温が上がらず寒かった)
1月2日は1月の最小需要日だが、この日は1月の最低気温の中において最高気温を記録。(気温が下がらず比較的寒くなかった)
4月6日は4月の最大需要日だが、この日は4月の最高気温の中において最低気温を記録。(気温が上がらず寒かった)
8月1日は8月の最大需要日だが、この日は8月の最低気温の中において最高気温を記録。(気温が下がらず暑かった)

まず、寒さのピーク、暑さのピークが、電力需要のピークとなることがわかる。瞬間的な暑さ、寒さがピークをつくる。

さらに極寒の日が続く中での暖かい日や暖かい日が続く中での寒い日が、ピークやボトムをつくる。

体感的な反応により、電力ピークやボトムがつくられるといえそうだ。

気温の面から、月毎に電力需要の差が生じるのは、冬から春に向かう時期や秋から冬に向かう時期の気温差によるものと体感的な暑さ寒さへの反応によって生じるといえそうだ。

なまら寒いよ!なまら暑いよ!と感じるときがピークで、なんぼかぬくいね!と感じるときがボトムになる。


〇これまでの記事

〇情報サイト

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。