こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。
直近1年間という期間で、北海道の電力供給における再生可能エネルギーの構成についてみてきた。
ここで、日本全体の再生可能エネルギーの構成はどうなっているのかをみて北海道と比較してみる。
2016年発受電電力量の推移(一般電気事業用)
新エネ等 6.9%
石油等 9.3%
LNG 42.1%
水力 7.6%
石炭 32.3%
原子力 1.7%
石炭 32.3%
原子力 1.7%
出典:資源エネルギー庁「電源開発の概要」、「電力供給計画の概要」を基に作成
発受電電力量の推移は、「エネルギー白書2016」まで、旧一般電気事業者を対象に資源エネルギー庁がまとめた
「電源開発の概要」及び「電力供給計画の概要」を基に作成してきたが、2016年度の電力小売全面自由化に伴い、
自家発事業者を含む全ての電気事業者を対象とする「総合エネルギー統計」の数値を用いることとした。
なお、「総合エネルギー統計」は、2010年度以降のデータしか存在しないため、2009年度以前分については、引き続き、「電源開発の概要」及び「電力供給計画の概要」を基に作成している。
発受電電力量の推移は、「エネルギー白書2016」まで、旧一般電気事業者を対象に資源エネルギー庁がまとめた
「電源開発の概要」及び「電力供給計画の概要」を基に作成してきたが、2016年度の電力小売全面自由化に伴い、
自家発事業者を含む全ての電気事業者を対象とする「総合エネルギー統計」の数値を用いることとした。
なお、「総合エネルギー統計」は、2010年度以降のデータしか存在しないため、2009年度以前分については、引き続き、「電源開発の概要」及び「電力供給計画の概要」を基に作成している。
とのことなので、2010年(表ではグレーの縦棒の右が2010年)からは自家発電事業者が含まれた上での推移ということになる。
また、上記資料は対象期間が2016年である一方、
北海道の対象期間は2017年9月から2018年8月の1年間なので、期間はややずれる。
北海道の1年間の構成は下記。
原子力 0%
火力 73.62%
水力 15.34%
地熱 0.38%
バイオマス0.17%
太陽光 4.49%
風力 3.20%
揚水 0.83%
連系線 1.98%
火力 73.62%
水力 15.34%
地熱 0.38%
バイオマス0.17%
太陽光 4.49%
風力 3.20%
揚水 0.83%
連系線 1.98%
前述の日本全体の構成は下記。
原子力1.7%
火力83.7%
(石炭32.3%、LNG42.1%、石油等9.3%)
再エネ14.5%
(新エネ等 6.9%、水力7.6%)
火力83.7%
(石炭32.3%、LNG42.1%、石油等9.3%)
再エネ14.5%
(新エネ等 6.9%、水力7.6%)
北海道の構成を日本全体の構成に合わせ比較すると、
原子力 0%(−1.7%)
火力73.62%(−10.08%)
(石炭、LNG、石油等)
再エネ 24.4%(+9.9%)
(新エネ等、水力)
火力73.62%(−10.08%)
(石炭、LNG、石油等)
再エネ 24.4%(+9.9%)
(新エネ等、水力)
新エネ等と水力を加えて再エネに置き換える。
連系線1.98%を比較の中に含めていない。
連系線1.98%を比較の中に含めていない。
北海道は、日本全体と比べ再エネの割合が10%近く高いといえそうだ。
〇北海道の再生可能エネルギー割合
〇これまでの記事
〇情報サイト
北電「北海道エリアの需給状況」
【〇北海道再生可能エネルギー100%を目指せの最新記事】
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