2022年01月07日

朗報!風力発電だけで北海道再生可能エネルギー100%が達成可能になるかも。北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(101)

こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

年明け早々、「北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!」をライフワークの1つとしているエスカルジュニアにとって、明るいニュースがありました。

(転載開始)
北海道沖に国内最大級風力発電所 ノルウェー大手計画 出力は泊原発の2倍

1/1(土) 北海道新聞

ノルウェーのエネルギー開発大手「エクイノール」が日本海側の後志、檜山管内沖など4海域で、出力計400万キロワット洋上風力発電所の建設を計画していることが分かった。
風車を海に浮かべる「浮体(ふたい)式」という最先端技術を採用し、沿岸漁業への影響や騒音被害などを抑えられるよう、できるだけ沖合に設ける方針。
実現すれば国内最大級の規模で、北海道電力泊原発(後志管内泊村)全3基の総出力(207万キロワット)の約2倍に当たる電源が整備されることになる。

道内周辺の海域では、2019年から100万キロワット級の洋上風力計画が石狩湾沖などで相次いでいる。
エクイノールの計画が加われば、洋上風力による電力供給基地として、北海道の存在感が増しそうだ。

(中略)
 国は道内の送電線容量不足解消のため、道内と関東を結ぶ海底送電ケーブルの一部を30年までに新設する方針
道内の洋上風力で生み出した電力を本州に送るためで、ケーブル敷設が順調に進めば、エクイノールの計画の後押しになる。総事業費は未定

(転載終了)

2018年に北海道の供給力について調べたのが下記。


この中で、

『発電方法毎にまとめると

火力発電所 478.94万キロワット
水力発電所 70万キロワット
京極揚水発電所 40万キロワット
他企業の自家発電 115.225万キロワット
本州からの供給 60万キロワット
(北本連系設備)

合計約764.165万キロワットとなる。

(他に「北電」の水力発電設備から、約55万キロワットが潜在供給力として存在。泊原発含まず音別発電所廃止含まず。太陽光0.1万キロワット、地熱2.5万キロワット。

「他企業の自家発電」潜在供給力155.075万キロワット(115.225万キロワット以外)、風力31万キロワット、太陽光33.5万キロワット)

ここまでいれると供給力として1041.34万キロワット

2018年時点で北海道の電力供給力が1041.34万キロワット

2018年、冬の北海道の最大需要は525万キロワットだったので、北海道は、泊原発なしでも、最大需要の2倍近い供給力を持っているだろうという計算でした。
その後、報道記事にあるように2019年から100万キロワット級の洋上風力が石狩湾沖などで計画されているようです。
そして、今回のニュース。
これらに加え、400万キロワットの風力発電が計画されることになります。

2018年時点の風力発電31万キロワットに、報道記事にある石狩湾沖100万キロワットと日本海沖の400万キロワットを加えると531万キロワット

これは、2018年時点での、北海道の冬の最大需要525万キロワット以上

今後、これら風力発電の計画が進めば、風力発電による供給力だけでも北海道の最大需要分をまかなえる計算。(風力発電の安定性等、技術的な課題を克服できれば)

計画が実現すれば、エスカルジュニアの提案する、「節電」抜きでも、「再エネアップ」だけで、北海道再生可能エネルギー100%が達成可能となります。

〇これまでの記事







〇節電に役立つツール



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