2022年09月06日

気候変動対策の目標達成したと喜ぶ一方で、地球に住めなくなっていたという笑えない未来は避けたい。温暖化対策、本当に2050年2℃未満でいいの?(1)


こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。

欧州では、過去500年で最悪の干ばつ。
パキスタンでは豪雨で国土の3分の1が冠水。
世界各地で異常気象が発生している。
後の記事にでてくるが、異常気象の背景にあるのは、地球温暖化。

(転載開始)

異常気象、経済揺らす 世界の干ばつ被害1〜6月1.8兆円 発電、欧州・中国で低下 穀物の供給減少
2022/09/05  日本経済新聞 朝刊

異常気象が各地の経済を揺さぶっている。世界の1〜6月期の干ばつ被害額は1兆8000億円に達した。

(中略)

 欧州連合(EU)の欧州委員会は8月の声明で、EU域内の64%が何らかの干ばつ状態にあると分析し「少なくとも過去500年間で最悪の状況」と指摘した。
乾燥は11月まで続くという。
 「歴史上で最も暑く、雨が少ない」。中国・四川省の会議で8月、電力関係者は語った。

(中略)

 米国でも干ばつが広がる。米海洋大気局(NOAA)によると、8月24〜30日の週に干ばつが生じた州は43にのぼり、約1億2100万人の生活に影響を及ぼした。
 同時に洪水も頻発する。パキスタンでは豪雨で洪水が起きて国土の3分の1が冠水、6月以降の死者数は1100人を超えた。南アフリカでも4月の洪水で400人超が死亡した。

 専門家は異常気象の背景に地球温暖化があるとみる。

英国で7月に観測史上最高の40度を記録した熱波に関し、英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究グループは「人為的な気候変動により少なくとも10倍起こりやすくなった」と分析した。
 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が21年に公表した第6次報告書によると、1950年代以降に世界のほぼすべての地域で猛暑が増えた。
欧州や中央アジア、アフリカでは干ばつも増えている。

 国立環境研究所や東京大学などは6月、未曽有の干ばつが各地で常態化するとの予測を公表した。
河川の流量予測の分析を基に21世紀半ばまでに地中海沿岸や南米大陸南部などで「過去最悪の干ばつが5年以上続く」見込みが高いと結論づけた。
 東大の芳村圭教授は「干ばつは『異常気象』ではなくなっていく。チリのようにすでに常態化したとみられる地域もある」と話す。

 穀倉地帯の水不足は食糧供給を直撃する。欧州委は足元の干ばつにより、トウモロコシの収穫量は過去5年平均と比べ16%、大豆は15%それぞれ減少すると推計した。
 芳村氏は「気候変動対策の強化に加え、貯水池などの水資源管理や乾燥に強い農作物への転換など、異常気象への適応策を計画的に実施することが必要」と話している。

(転載終了)

地球温暖化対策への国際的な枠組みは、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)。
2015年のパリ協定(COP21)では、工業化前からの気温上昇を2度未満(努力目標1.5度以内)と定めました。

達成には、2050年までに、温暖化ガスの排出量を森林が吸収する分などと相殺し、実質ゼロにする必要があるというもの

ただ、記事にあるように、世界で発生している、異常気象をみていると感じるのは気候変動対策の目標そのものが適切なのか?

・設定温度、「工業化前からの気温上昇を2度未満」で本当にいいのか?
・期限は、「2050年まで」でいいのか?
・もしも、一旦、3度になってしまっても2050年で2度になっていればいいのか?
・気温は2度未満になっていたとしても、海水温の方はいいのか?

目標期限の2050年になって、2度未満を目標達成できたと喜んでいる一方で、地球に人が住めないようになってしまっていたといった笑えない未来は避けたいものです。

もしかして、残された時間は、あまりないのではという視点寄りから」学んでいきたいと思います。
ということで、新たに「温暖化対策、本当に2050年2℃未満でいいの?」をカテゴリー化します。


〇これまでの記事







〇節電に役立つツール



バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)こちらもどうぞ

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。