こんにちは、エスカルジュニア(夫)です。
昨日、青森県で地震が発生した。
陸奥湾を震源とし、地震の規模はマグニチュード4.6。
最大震度4。
今月、むつ市で中間貯蔵施設の運用が開始されたばかりだが、今回の地震の震源に近い。
2024/11/06 読売新聞
『むつ市の中間貯蔵施設』は、女川原発内をはじめ各原発で検討している『乾式キャスク』をそのままいれる「乾式貯蔵施設」の巨大バージョンだと思う。
将来最大5000トンの原発の使用済み核燃料を保管可能という大きさ。
不思議なことがある。
『むつ市の中間貯蔵施設』を地図で見ると、この施設は、海に近い場所にある。
『乾式キャスク』は空冷とのことなので、冷却時に水で冷やす必要はないと思うのだが、なぜ海の近くに建設したのだろう。
空冷ならわざわざ津波のリスクのある場所に建設する必要は、なかったのでは?
津波に5000トンの使用済み核燃料が襲われたら、一体どうなるのだろうか?
地震の揺れ、地震で地盤が数メートル隆起、津波、火災、テロ等のリスクから、5000トンの使用済み核燃料を50年間守ることが本当にできるのだろうか?
『むつ市の中間貯蔵施設』には原発同様の安全対策、安全審査は施されているのだろうか?
下北半島には、この『中間貯蔵施設』の他、『六ケ所村再処理工場』、東北電力の『東通原発』、他に建設中の東京電力の『東通原発』、電源開発の『大間原発』がある。
東北電力HP
原子力施設が下北半島に集積している。
まさにその集積している陸奥湾で地震が発生した。
今年元旦の能登半島地震のように、日本はどこで大地震が起こるかわからない。
日本には原発を動かせる場所などないのではないか?
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