2018年12月06日

北海道には、泊原発がなくても実は最大需要の2倍近い供給力があるのでは?北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(37)



こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。

電力の産業での需要を調べていてとても面白い統計をみつけた。
下記の北海道の発電所の総出力についてだ。
これまで、みてきた北海道の供給力について検証ができそうだ。
供給面に逆戻りすることになるが、今後みていく需要面においても参考になりそうなので、
ここで取り上げることにする。

ちなみにこの統計は平成27年度末のものなので、現時点の総出力とやや異なる。

平成27年度末 事業用・自家用発電所の総出力
(事業用+自家発1,000kW以上)(単位:千kW)

(事業用)
水力 1,863
汽力3,900
ガスタービン148
内燃力166
火力計4,214
原子力2,070
風力0
太陽光1
地熱25
計8,173

(一般電気事業者)=北電
水力1,647
汽力3,900
ガスタービン148
内燃力166
火力計4,214
原子力2,070
風力0
太陽光1
地熱25
7,957

(卸電気事業者)=電源開発?
水力216
216

(自家用)
水力211
汽力2,005
ガスタービン99
内燃力172
火力計2,276
風力310
太陽光335
3,132

(計)
水力2,074
汽力 5,905
ガスタービン247
内燃力338
火力計6,490
原子力2,070
風力310
太陽光336
地熱25
11,305

そしてこれまで当ブログでみてきた、発電方法別、他企業の自家発電における企業別、エネルギー別の内訳が下記。

発電方法別の内訳は、
火力発電所 478.94万キロワット
水力発電所 70万キロワット
京極揚水発電所 40万キロワット
他企業の自家発電 115.225万キロワット
本州からの供給 60万キロワット
(北本連系設備)
合計約764.165万キロワットとなる。
(泊原発、太陽光発電、風力発電は入っていない。水力発電設備から、約55万キロワットが潜在供給力として存在。音別発電所廃止含まず。)』

他企業の自家発電 115.225万キロワットについて調査途中であるが、その内訳が下記。
企業別の内訳では、
王子HD:8.375万キロワット+千歳発電所群(千歳川に5か所、漁川に1か所)?万キロワット
日本製紙:8万キロワット+旭川、勇払、白老3事業所合計?万キロワット+(22年〜7.495万キロワット)
JXTGエネルギー:9.9万キロワット
新日鉄住金:33万キロワット
電源開発:21.627万キロワット(水力)
ほくでんエコエナジー(株):6.2585万キロワット(水力)
北海道:8.427万キロワット(水力)
北ガス:0.3万キロワット(実際には7.8万キロワット)
合計95.8875万キロワット+王子HD:千歳発電所群(千歳川に5か所、漁川に1か所)?万キロワット+日本製紙:旭川、勇払、白老3事業所合計?万キロワット
(別枠:太陽光、風力)
王子HD:0.125万キロワット(太陽光)
電源開発:8.995万キロワット(風力)
ほくでんエコエナジー(株):0.3万キロワット(太陽光)
日本製紙:(22年〜7.495万キロワット)(木質バイオマス)
合計9.42万キロワット+(22年〜7.495万キロワット)』

エネルギー別では、
火力:58.04万キロワット
水力:37.8475万キロワット+王子HD:千歳発電所群(千歳川に5か所、漁川に1か所)?万キロワット+日本製紙:旭川、勇払、白老3事業所合計?万キロワット
合計95.8875万キロワット+王子HD:千歳発電所群(千歳川に5か所、漁川に1か所)?万キロワット+日本製紙:旭川、勇払、白老3事業所合計?万キロワット
(別枠:太陽光、風力、バイオマス)
太陽光:0.425万キロワット
風力:8.995万キロワット
木質バイオマス:(22年〜7.495万キロワット)
合計9.42万キロワット+(22年〜7.495万キロワット)』
『「他企業の自家発電」の115.225万キロワットの内の、95.8875万キロワット+王子HD:千歳発電所群(千歳川に5か所、漁川に1か所)?万キロワット+日本製紙:旭川、勇払、白老3事業所合計?万キロワット
』が7社と北海道による。

これらをベースにしつつ、統計「平成27年度末 事業用・自家用発電所の総出力」についてみていく。
最初に(一般電気事業者)は北電だ。まず水力164万7千。これは、『発電方法別の内訳』をみる。
水力発電所70万キロワットと水力発電の潜在供給力として55万キロワットと京極揚水発電所40万キロワットの合計で165万キロワットとなり、ほぼ合致。
次に火力計421万4千
これは、『発電方法別の内訳』の火力発電所478.94万キロワットから今年より稼働の石狩湾新港火力発電所56万9400キロワットを引くと、422万キロワットで、ほぼ合致。
他に太陽光0.1万キロワットと地熱2.5万キロワットがあるが、これまで、当ブログでは、再生可能エネルギーは供給力には入れてきていなかった。
泊原発は稼働していない。

次に(卸電気事業者)について。卸電気事業者は水力21万6千となっている。
『他企業の自家発電・企業別の内訳』をみる。
これは「他企業の自家発電(115.225万キロワット)内の電源開発21.627万キロワットだろう。つまりこの卸電気事業者は電源開発と推測。
ただ、電源開発は風力発電8.995万キロワットも行っているのに記載がない。
そして電源開発の風力発電の設備は平成27年以前の設備なので、統計の時点では稼働しているはずだ。
ということは、電源開発の風力発電は(自家用)の方なのか、それとも(卸電気事業者)(自家用)どちらにも入れていないのか?

最後は(自家用)。水力21万1千。こちらは『他企業の自家発電・エネルギー別の内訳』をみる。
自家用の水力は、電源開発の21.627万キロワット込みで37.8475万キロワットだったので、電源開発分を除くと16.2205万キロワット。
千歳発電所群(千歳川に5か所、漁川に1か所)の供給力が不明だったので、仮に差額分に該当するとすると4.8795万キロワットとなる。
いずれにしても、当ブログで未発見の水力発電の供給力が約5万キロワットあるということだ。
火力は計227万6千。当ブログで見つけた自家用火力は58.04万キロワット。なので、実に差が約170万キロワットある。
このうちどれほどを北電に供給できるかは不明だが、北海道の潜在供給力としては存在する。
当ブログで、再生可能エネルギーは供給力には入れてきていなかった風力が31万と太陽光が33万5千だ。

「他企業の自家発電」の内訳を調べたときに115.225万キロワットの内の、95.8875万キロワットは発見したが、残り約20万キロワットは不明のまま先に進んできた。

これを含めて、これまで把握していなかった供給力が浮かびあがってきたので、整理する
まず、北電による太陽光0.1万キロワットと地熱2.5万キロワット。
「他企業の自家発電」で当ブログで見つけていたのは、95.8875万キロワット。新聞報道から推定していたのが、115.225万キロワット。
統計での北電以外の水力、火力の供給力は卸電気事業者(電源開発)水力21.6万と(自家用)水力21.1万と火力227.6万合計270.3万キロワット
当ブログ発見分(95.8875万キロワット)との差は、実に174.4125万キロワットだ。新聞報道からの推定(115.225万キロワット)との差は155.075万キロワットだ。
この統計により、確実に「他企業の自家発電」115.225万キロワットは存在することがわかった。
しかもこの統計はH27年度末のもので、その後さらに増えている可能性もある。
また、自家用で風力31万と太陽光33.5万合計64.5万キロワットが再生可能エネルギー。

追加の供給力をまとめると
『「北電」
太陽光0.1万キロワット
地熱2.5万キロワット
「他企業の自家発電」
潜在供給力155.075万キロワット(115.225万キロワット以外)
風力31万キロワット
太陽光33.5万キロワット』

これを発電方法別の集計へ反映させたものが下記。

『発電方法毎にまとめると
火力発電所 478.94万キロワット
水力発電所 70万キロワット
京極揚水発電所 40万キロワット
他企業の自家発電 115.225万キロワット
本州からの供給 60万キロワット
(北本連系設備)
合計約764.165万キロワットとなる。
(他に「北電」の水力発電設備から、約55万キロワットが潜在供給力として存在。泊原発含まず。音別発電所廃止含まず。太陽光0.1万キロワット、地熱2.5万キロワット。
「他企業の自家発電」潜在供給力155.075万キロワット(115.225万キロワット以外)、風力31万キロワット、太陽光33.5万キロワット)』

ここまでいれると供給力として1041.34万キロワットとなる。

H27統計からもこの約1040万キロワットとなるのかをみていく。
統計の総合計1130.5万キロワットから泊原発207万キロワットを除くと923.5万キロワット。
これに北本連系設備60万キロワットと最近稼働した石狩湾新港火力発電所56万9400キロワットを加えると1040万キロワットとなりほぼ合致。

北海道の今冬の最大需要は525万キロワットだ。
北海道には、泊原発がなくても実は最大需要の2倍近い供給力があるのでは?


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2018年12月05日

石狩湾新港発電所1号機が無視される不思議?北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(36)


こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。

昨日、当ブログ記事で、
『「経産省は今冬の電力供給力(2月)を611万キロワットと想定している」が、実際には太陽光、風力除くで約760万キロワットの供給力がある。
経産省の供給力の見積りは北電や日経新聞の見積りより小さい』
と書いたが、経産省のいう今冬の電力供給力とは何かについて具体的にみてみる。

「経産省は今冬の電力供給力(2月)を611万キロワットと想定している」の610万キロワットは、下記記事の数値だろうか?(下記11月1日新聞記事)
もしもこれだとすれば、この時点では2月に新設予定だった石狩湾新港発電所1号機56万9400キロワットは供給力に含まれていなかった。
その後、この石狩湾新港発電所1号機が予定より早く稼働・供給を始めた。(下記11月23日新聞記事)
なので、これを含めるだけでも667万9400キロワットとなる。
しかし、経産省は、この稼働を始めた石狩湾新港発電所1号機を入れることなく、611万キロワットのままで、数値目標を設けない節電を要請している。(下記12月1日記事)
ということになるだろう。

(転載開始)

〇北電、地震で特損42億円――今冬、安定供給にメド。
2018/11/01  日本経済新聞 地方経済面
北電は気温が低くなり暖房などで電気を多く使用する12〜2月の電力需要は525万キロワットと試算する一方、供給力は610万キロワット台を確保できるとした。

〇石狩湾新港火力1号機フル稼働。
2018/11/23  日本経済新聞 地方経済面  
北海道電力は22日、液化天然ガス(LNG)を燃料とする石狩湾新港火力発電所(北海道小樽市)の1号機(出力56万9400キロワット)が21日からフル出力に達したと発表した。
1号機は総合試運転の段階で、10月11日から発電を開始。冬の需要期に電力を本格的に供給できるように動作確認などを進める。
1号機は2019年2月に営業運転を開始する予定。ただ、北電は9月の地震後の大規模停電の反省を踏まえ、試運転で発電する電力も利用者に供給する方針だ。

〇企業、照明・空調を間引き、数値目標を設けない節電スタート、復旧途上の経済、停滞も。
2018/12/01  日本経済新聞 地方経済面 
北海道で電力需要が増える冬場を前に、道内で数値目標を設けない節電が12月1日から始まる。
経産省は今冬の電力供給力(2月)を611万キロワットと想定している。

(転載終了)

この経産省が想定している数値について、北電や日経新聞はおかしいと感じなかったのだろうか?


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2018年12月04日

北電の供給力、安定性はここ数年で最高水準だ。にもかかわらず道内で数値目標を設けない節電が12月1日から始まった。北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(35)


こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。

北電の供給力、安定性はここ数年で最高水準だ。
にもかかわらず、道内で数値目標を設けない節電が12月1日から始まった。

(転載開始)
企業、照明・空調を間引き、数値目標を設けない節電スタート、復旧途上の経済、停滞も。
2018/12/01  日本経済新聞 地方経済面

北海道で電力需要が増える冬場を前に、道内で数値目標を設けない節電が12月1日から始まる。
9月の胆振東部地震直後に全域停電が発生。経済産業省は火力発電所が停止した場合に備えて全国で唯一、北海道だけ今冬の節電を要請した。
企業や自治体は照明や空調の間引き利用など、経済活動に支障のない範囲で取り組みが求められる。
 「電力需要のピークを迎える冬場を協力しながら乗り切りたい」。
26日に札幌市内で開かれた経済団体や産業界が参加した「電力需給連絡会」の冒頭、高橋はるみ知事はこう呼びかけた。
9月の大規模停電の発生後初めて迎える冬を前に、会議では節電対策へ官民での連携を確認した。
 経産省は今冬の電力供給力(2月)を611万キロワットと想定している。一方、需要量は最大525万キロワットと想定。
安定供給の最低限の目安とされる「予備率」は16・4%を確保する。
 9月の全域停電を踏まえ、苫東厚真火力発電所の全3基に相当する電力供給を失った場合も試算。
その場合、北海道と本州を結ぶ「北本連系線」からの受電などにより、予備率は3・3%と電力の安定供給に必要な予備率3%以上を確保する。
それでも、経産省は想定外のトラブルで供給力を失う非常事態に備え、3年ぶりに数値目標を設けない形で19年3月までの節電を求めた。
 (中略)
道民には商業施設などで過ごしたり、家族で同じ部屋に集まって過ごしたりするよう呼び掛ける。
 ただ、節電は復旧途上にある経済活動の停滞にもつながりかねない。道内企業からは新たな対策には慎重な意見も多い。
「これまでも節電していて、やれることは限られている」(中小企業)、「新たな取り組みは負担が大きい」(製造業)といった声があがる。
北海道経済産業局は「無理のない範囲で節電に協力してほしい」としている。

(転載終了)


でこの冬の供給予備率について確認した。

要約すると、11月以降年内の供給力は約675万キロワット。(北電発表が元情報)
これに北本連系線の最大供給力と上記積み上げ分の差20万キロワットと「企業の自家発電」における供給余力約65万キロワットを加えると約760万キロワットだ。
ここには、太陽光発電、風力発電は入っていない。(他に水力発電設備の約55万キロワットが潜在供給力として存在)

「経産省は今冬の電力供給力(2月)を611万キロワットと想定している」が、実際には太陽光、風力除くで約760万キロワットの供給力がある。

経産省の供給力の見積りは北電や日経新聞の見積りより小さい。

「19年3月までの節電」というのは、冬の電力ピークが過ぎるのと3月に北本連系線が60万から90万キロワットへ30万キロワット拡張(予定)があるためだろう。

それでも節電を企業や自治体に要請するというのは、
「多数需要家である家庭全体での動向以上に少数需要家である大規模工場の動向の方が需要の変動のカギをにぎっている」からだろうか?産業の方が家庭より需要の変動に影響力があるから急な増産とか気を付けてね。っていう感じだろうか?

でも、ここ数年はもっと危なっかしかったはずだが・・・。
少なくとも今年はここ3年の中での最高の安定感のはずだ。
今年は石狩湾新港火力発電所56万9400キロワットも稼働しているし、他の自家発電の企業への要請の準備も整っている。さらにブラックアウトへの対応策もしている。

もしかして、北電には経産省が信頼できない何かがあるのだろうか?

それとも産業界に電力不足を煽って、今後、産業界の方から原発を動かして欲しいという声を出させようとしているのだろうか?

問題なのは電力ピーク時の供給力についてだろう。それならば、節電ではなく電力ピークをずらす方法を提案すればいいだけではないだろうか。

ちなみに日曜は供給力に余裕がある。また、ネガワット取引を本格導入するのにも最適な状況なのでは。

ただ、わざわざ電力ピークをずらさなくても太陽光、風力は計算外だし、さらに接続にも余裕がありそうだが・・・。


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2018年12月03日

家庭における電力需要は全体の30%以下、残りの70%以上は産業の需要だ。北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(34)


こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。

電力のピークとボトムの差異の原因として考えられることとして、気温との関係をみてきた。
気温以外にもピークとボトムの差異の原因となる何かがあるのだろうか?
ところで、私たち道民の一般家庭はどの位電力を使っているのだろうか?

少し前のものとなるが、経済産業省北海道経済産業局の統計が下記。
これから、家庭でのおおよその電力需要についてみてみる。

 平成27年度 総需要電力量(用途別・月別実績)(単位:千kWh)
特定規模需要以外
電灯         11,070,490(30%)
電力 低圧電力      2,325,330
電力 その他       1,511,147
電力 合計                 3,836,477
電灯・電力計              14,906,967
特定規模需要 特別高圧  3,094,322
特定規模需要 高圧      12,054,013
特定規模需要 合計     15,148,335(41%)
一般電気事業者販売電力量計30,055,302
特定規模電気事業者販売電力  950,133
自家発 産業用         5,749,736
自家発 業務用            171,831
自家発 合計            5,921,567
総需要                    36,927,002

電灯や電力、高圧、特別高圧とあるがどこに家庭の電力需要分が含まれるのか?
調べてみるとおおよそ下記。

電灯・・・契約電力50kW未満
商店、事務所、飲食店、家庭

低圧・・・契約電力50kW未満
商店、事務所、飲食店、工場等

高圧・・・契約電力50kW以上2000kW未満
中規模・小規模工場、スーパー、中小ビル

特別高圧・・・契約電力概ね2000kW以上
大規模工場、デパート、ホテル、オフィスビル、病院、大学

この内家庭が入っているのは、「電灯」だ。
では、先ほどの資料で「電灯」の項目を見てみると
電灯  11,070,490千kWhだ。
これは、総需要  36,927,002千kWhの30%だ。
これだけしかない。
しかも、商店、事務所、飲食店等も含めて30%。

コンビニ等近隣商店、事務所で使う電力も含まれているようなので、
純粋に家庭における電力需要は全体の30%以下、残りの70%以上は産業の需要だ。

特別高圧と高圧だけでもその合計 15,148,335は家庭等の「電灯」の1.37倍だ。
電力のピークとボトムの差異の原因としておこる要因は、家庭よりも産業つまり職場の方が多いということだ。
大規模工場等などによる急で大きな需要がピークを起こしやすくなる可能性が大きそうだ。
逆に稼働減少がボトムをつくる。
以前分析した、ボトムは日曜、祝日に起きるというのも頷ける。

多数需要家である家庭全体での動向以上に少数需要家である大規模工場の動向の方が需要の変動のカギをにぎっている。

年間を通しての産業毎の動向についての詳細を調べることについては保留して、先に進むことにする。


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2018年12月02日

なまら寒いよ!なまら暑いよ!と感じるときがピークで、なんぼかぬくいね!と感じるときがボトムになる。北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(33)


こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。

気温と電力需要の関係について視点を少し変えてみる。
今回は日にちに着目してみることにした。
どういうことか?
電力のピーク、ボトムの日と温度変化に特徴がある日の関係を見てみる。
月毎の最高気温、最低気温のほか、月内の最高気温の中においての最低気温、最低気温の中においての最高気温についてもみてみる。
下記が月毎の最大需要日と最小需要日。

〇月毎の最大需要日(曜日)
(2017年)
 9月27日(水)380.8万キロワット
10月23日(月)423.0万キロワット
11月24日(金)467.4万キロワット
12月26日(火)511.6万キロワット
(2018年)
 1月25日(木)524.8万キロワット
 2月13日(火)497.5万キロワット
 3月 1日(木)502.5万キロワット
 4月 6日(金)406.5万キロワット
 5月25日(金)362.2万キロワット
 6月29日(金)362.3万キロワット
 7月31日(火)442.3万キロワット
 8月 1日(水)416.3万キロワット

〇月毎の最小需要日(曜日)
(2017年)
 9月11日(月)235.1万キロワット
10月 1日(日)245.8万キロワット
11月 9日(木)282.0万キロワット
12月30日(土・晦日)333.6万キロワット
(2018年)
 1月 2日(火・正月)320.2万キロワット
 2月25日(日)347.8万キロワット
 3月25日(日)274.9万キロワット
 4月29日(日)261.4万キロワット
 5月27日(日)251.2万キロワット
 6月10日(日)245.7万キロワット
 7月 9日(月)249.7万キロワット
 8月13日(月)249.3万キロワット


下記が月毎の最高気温、最低気温、月内の最高気温の中においての最低気温、最低気温の中においての最高気温。

この中で、最大需要日と最小需要日とが重なる場合には日付の横に表示する。
は最大需要日、は最小需要日)


(2017年)
    最高気温  日 最低気温   日  
 9月 26.9  5   7.6 29 
10月 22.3  1  1.4 23大 
11月 17.4  7  −6.6 19 
12月  8.8 25  −9.0  9 

(2018年)
    最高気温  日 最低気温   日
 1月  5.9  9 −12.7 25 
 2月  4.4 23 −11.1  7 
 3月 16.4 28  −7.8 17 
 4月 24.5 30  −0.3  8 
 5月 28.2 30   5.6  9 
 6月 30.7  4   7.2 15
 7月 33.9 31 10.5  6 
 8月 32.5  1大 12.8 18 

(2017年)
  最高/最低気温 日 最低/最高気温 日  
 9月 15.3 28   17.3  7 
10月  9.1 23  15.0  7  
11月 −1.9 25    9.2  8 
12月 −3.7 26  −1.1 23  

(2018年)
  最高/最低気温 日 最低/最高気温 日
 1月 −5.3 29   −1.1  2 
 2月 −7.6 12   −2.0 10 
 3月 −2.3  6    5.0 28 
 4月  3.7  6  11.8 30 
 5月 10.2  6   15.7 31 
 6月 11.5 13   18.7 30 
 7月 16.0  5   24.8 29 
 8月 19.6 16   22.7  1 


これらを上から順番に1つづつみていく。

最高気温や最低気温については分かりやすい。

10月1日は10月の最小需要日だが、この日は10月の最高気温を記録。(暖かかった)
10月23日は10月の最大需要日だが、この日は10月の最低気温を記録。(寒かった)
1月25日は1月の最大需要日だが、この日は1月の最低気温を記録。(寒かった)
7月31日は7月の最大需要日だが、この日は7月の最高気温を記録。(暑かった)
8月1日は8月の最大需要日だが、この日は8月の最高気温を記録。(暑かった)

次に月内の最高気温の中においての最低気温、最低気温の中においての最高気温についてだ。

10月23日は10月の最大需要日だが、この日は10月の最高気温の中において最低気温を記録。(寒かった)
12月26日は12月の最大需要日だが、この日は12月の最高気温の中において最低気温を記録。(気温が上がらず寒かった)
1月2日は1月の最小需要日だが、この日は1月の最低気温の中において最高気温を記録。(気温が下がらず比較的寒くなかった)
4月6日は4月の最大需要日だが、この日は4月の最高気温の中において最低気温を記録。(気温が上がらず寒かった)
8月1日は8月の最大需要日だが、この日は8月の最低気温の中において最高気温を記録。(気温が下がらず暑かった)

まず、寒さのピーク、暑さのピークが、電力需要のピークとなることがわかる。瞬間的な暑さ、寒さがピークをつくる。

さらに極寒の日が続く中での暖かい日や暖かい日が続く中での寒い日が、ピークやボトムをつくる。

体感的な反応により、電力ピークやボトムがつくられるといえそうだ。

気温の面から、月毎に電力需要の差が生じるのは、冬から春に向かう時期や秋から冬に向かう時期の気温差によるものと体感的な暑さ寒さへの反応によって生じるといえそうだ。

なまら寒いよ!なまら暑いよ!と感じるときがピークで、なんぼかぬくいね!と感じるときがボトムになる。


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2018年12月01日

札幌は、年間の気温差が46.6度ある。しかも最低気温は−12.7度だ。北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(32)


こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。

月毎に電力のピークとボトムの差の違いが生じる原因の1つとして、月内の気温の変動幅にあるのではないかと仮説を立ててみることにする。
北海道の電力需要は夏より冬の方が大きい。
なので、
・寒くなりはじめ
・寒さがゆるくなる
・寒さのピーク
・暑さのピーク
あたりに注意してみていくことにする。
ということで、気温について調べてみる。
ただ、気温をみてみるにしても北海道は広大だ。
九州と四国をあわせた以上の面積があり、気温の変化も場所によって違いがある。
そこで人口が一番多い都市の電力需要の動向が重要だとみなして札幌の気温の変化についてみていくことにする。

(2017年)
    最高気温  日 最低気温   日  気温差
 9月 26.9     7.6 29 19.3
10月 22.3     1.4 23 20.9
11月 17.4    −6.6 19 24.0
12月  8.8 25  −9.0   17.8

(2018年)
    最高気温  日 最低気温   日 気温差
 1月  5.9   −12.7 25 18.6
 2月  4.4 23 −11.1   15.5
 3月 16.4 28  −7.8 17 24.2
 4月 24.5 30  −0.3   24.8
 5月 28.2 30   5.6   22.6
 6月 30.7     7.2 15 23.5
 7月 33.9 31  10.5   23.4
 8月 32.5    12.8 18 19.7

1ヶ月間の気温差の上位6か月は

1位  4月 24.8度
2位  3月 24.2度
3位 11月 24.0度
4位  6月 23.5度
5位  7月 23.4度
6位  5月 22.6度

電力需要の差が大きかったのは
1位  3月 227.6万キロワット
2位  1月 204.6万キロワット
3位  7月 192.6万キロワット
4位 11月 185.4万キロワット
5位 12月 178.0万キロワット
6位 10月 177.2万キロワット

倍率が大きかったのは
1位  3月 1.83倍
2位  7月 1.77倍
3位 10月 1.72倍
4位  8月 1.67倍
5位 11月 1.66倍
6位  1月 1.64倍

仮説では、月内の気温の変動幅が原因で月毎に電力需要の差が生じるとしていたものの、若干違う面もありそうだ。

もちろん、冬から春に向かう(寒さが緩みはじめる)3月や秋から冬に向かう(寒くなりはじめる)11月の月内の気温の変動幅は大きく、その時期に電力需要のピークとボトムの差が大きくなる傾向がある。

ただ、3、4、5、6、7月の気温の変動幅も約23〜25度と大きい。

札幌は、春から夏にかけての気温差も大きいのだ。

その時期は、暑さのピークがくる7月以外、電力需要の差が大きいという訳ではない。
暖かくなってくれば、気温差がいくら大きくても電力需要の差には影響がないということだろう。

ちなみに、札幌は、年間の気温差が46.6度ある。しかも最低気温は−12.7度だ。
夏でも、半袖だけという訳にはいかなかったのは、春から夏の各月の月内の気温差が大きいからだということを認識できた。

次回も、もう少しだけ、気温と電力需要の関係について見てみたい。


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2018年11月30日

電力需要のピークとボトムの差異が月毎に大きく違う原因として考えられることは何か?北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(31)


こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。

月毎の最大需要(ピーク)と最小需要(ボトム)が下記。

〇月毎の最大需要日(曜日)と時間帯(ピーク)
(2017年)
 9月27日(水)17時 380.8万キロワット
10月23日(月)17時 423.0万キロワット
11月24日(金)16時 467.4万キロワット
12月26日(火)15時 511.6万キロワット

(2018年)
 1月25日(木) 9時 524.8万キロワット
 2月13日(火)18時 497.5万キロワット
 3月 1日(木)11時 502.5万キロワット
 4月 6日(金)18時 406.5万キロワット
 5月25日(金) 9時 362.2万キロワット
 6月29日(金)16時 362.3万キロワット
 7月31日(火)16時 442.3万キロワット
 8月 1日(水)11時 416.3万キロワット

〇月毎の最小需要日(曜日)と時間帯(ボトム)
(2017年)
 9月11日(月) 1時 235.1万キロワット
10月 1日(日) 7時 245.8万キロワット
11月 9日(木) 0時 282.0万キロワット
12月30日(土・晦日)12時 333.6万キロワット

(2018年)
 1月 2日(火・正月)14時 320.2万キロワット
 2月25日(日)13時 347.8万キロワット
 3月25日(日)14時 274.9万キロワット
 4月29日(日) 8時 261.4万キロワット
 5月27日(日) 8時 251.2万キロワット
 6月10日(日) 7時 245.7万キロワット
 7月 9日(月) 0時 249.7万キロワット
 8月13日(月) 1時 249.3万キロワット 

今回、月毎にピークとボトムの間にどれくらいの差異があるのか検証してみることにする。

まずは、月毎のピークとボトムの差異が下記。

〇月毎の最大需要と最小需要の差異
(2017年)
 9月 145.7万キロワット
10月 177.2万キロワット
11月 185.4万キロワット
12月 178.0万キロワット

(2018年)
 1月 204.6万キロワット
 2月 149.7万キロワット
 3月 227.6万キロワット
 4月 145.1万キロワット
 5月 111.0万キロワット
 6月 116.6万キロワット
 7月 192.6万キロワット
 8月 167.0万キロワット

差が大きいのは
 3月 227.6万キロワット
 1月 204.6万キロワット
 7月 192.6万キロワット
差が小さいのは
 5月 111.0万キロワット
 6月 116.6万キロワット
 4月 145.1万キロワット

〇月毎の最大需要の最小需要に対しての倍率
(2017年)
 9月 1.62倍
10月 1.72倍
11月 1.66倍
12月 1.53倍

(2018年)
 1月 1.64倍
 2月 1.43倍
 3月 1.83倍
 4月 1.56倍
 5月 1.44倍
 6月 1.47倍
 7月 1.77倍
 8月 1.67倍

倍率が大きいのは
 3月 1.83倍
 7月 1.77倍
10月 1.72倍
倍率が小さいのは
 2月 1.43倍
 5月 1.44倍
 6月 1.47倍

最大需要と最小需要の差異をみてみると、

その差は227.6万キロワット(3月)から111.0万キロワット(5月)の範囲内。
ボトムを基準としたピークの大きさでは、1.83倍(3月)から1.43倍(2月)の範囲内。

ピークとボトムの差異が月毎に大きく違う原因として考えられることは何か?

月内の気温の変動幅の大きさ?

産業に大きな電力需要が生じる時期がある?

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2018年11月28日

今冬の電力の供給がさらに安定する。北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(30)


こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。

音別火力発電所の廃止が延期になるという報道があった。

(転載開始)

北電、音別火力発電の廃止延期。
 
2018/11/28  日本経済新聞 地方経済面
 
北海道電力は27日、2019年2月に予定していた音別火力発電所(釧路市、出力計14万8千キロワット)の廃止を延期すると発表した。
具体的な時期は未定だが、少なくとも19年夏ごろまでは廃止を見送る方針。
9月6日の地震では、道東方面と接続する複数の送電線が事故で停止したことが全道停電の一因となった。
対策工事が一段落するまで、音別火力を稼働可能な状態で残して道東の電力の安定供給に備える。
軽油を燃料とする音別発電所は1978年に運転開始。稼働40年を数え老朽化している。

(転載終了)

この冬の電力の供給がさらに安定する。

この報道により、北電の今後の供給力の推移が下記に変更。

『9月13日の供給力は、約350万キロワット(新聞では、353万キロワット)。
9月14日の供給力は、約370万キロワットに。
これは、京極揚水発電所2号機20万キロワットの再稼働による。
9月19日の供給力は、約405万キロワットに。
これは、苫東厚真火力発電所1号機35万キロワットの再稼働による。
9月25日の供給力は、約510万キロワットに。
これは、苫東厚真火力発電所4号機70万キロワット、知内発電所2号機35万キロワットの再稼働による。
10月中旬以降の供給力は、約570万キロワットに。
これは、苫東厚真火力発電所2号機60万キロワットの再稼働による。
11月以降年内の供給力は、約675万キロワットに。
これは、石狩湾新港発電所1号機56万9400キロワットが稼働、苫小牧発電所(25万キロワット)、苫小牧共同発電所(25万キロワット)再稼働(予定)による。
・・・・現時点・・・・
2019年3月以降の供給力は、約670万キロワットに。
これは、3月に北本連系線が60万から90万キロワットへ30万キロワット拡張(予定)。3月に奈井江発電所35万キロワットが休止(予定)。
2019年夏以降の供給力は、約655万キロワットに。
これは、音別発電所14万8千キロワットが廃止(予定)による。

これらの供給力には太陽光発電や風力発電は入っていないので、その分は供給増要素。一方、本州からの供給(北本連系線)や他企業の自家発電は供給減の可能性もある。
他に北本連系線の最大供給力と上記積み上げ分の差(20万キロワット)、そして、2019年3月以降、奈井江発電所(休止)35万キロワット、さらに水力発電設備から、約55万キロワットが潜在供給力として存在する。
「企業の自家発電」における供給余力が約65万キロワット。潜在供給力合計は約175万キロワット』

『発電方法毎にまとめると

火力発電所 478.94万キロワット
水力発電所 70万キロワット
京極揚水発電所 40万キロワット
他企業の自家発電 115.225万キロワット
本州からの供給 60万キロワット
(北本連系設備)

合計約764.165万キロワットとなる。

(泊原発、太陽光発電、風力発電は入っていない。水力発電設備から、約55万キロワットが潜在供給力として存在。音別発電所廃止含まず。)』

上記推移での11月以降年内の供給力は約675万キロワット
これに北本連系線の最大供給力と上記積み上げ分の差20万キロワットと「企業の自家発電」における供給余力約65万キロワットを加えると約760万キロワットだ
発電方法毎の集計約764.165万キロワットとほぼ整合する。


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2018年11月27日

北電は日曜日がないほうが儲かる?北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(29)



こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。

北海道の電力需要についてみている。
前回は、2017年9月から2018年8月までの月毎の最大需要日(曜日)と時間帯についてみた。
今回は、同じ期間における月毎の最小需要日(曜日)と時間帯についてみていく。

(2017年)
 9月11日(月) 1時 235.1万キロワット
10月 1日(日) 7時 245.8万キロワット
11月 9日(木) 0時 282.0万キロワット
12月30日(土・晦日)12時 333.6万キロワット
(2018年)
 1月 2日(火・正月)14時 320.2万キロワット
 2月25日(日)13時 347.8万キロワット
 3月25日(日)14時 274.9万キロワット
 4月29日(日) 8時 261.4万キロワット
 5月27日(日) 8時 251.2万キロワット
 6月10日(日) 7時 245.7万キロワット
 7月 9日(月) 0時 249.7万キロワット
 8月13日(月) 1時 249.3万キロワット 

まず、北海道の月間最小需要の年間の変動状況について。
冬の厳冬期を除くと、概ね250万±20万キロワットといった感じ。
このあたりが、今の北海道の最低電力需要ラインといったところか。

次に最小需要の曜日・時間帯についてみてみる。

〇月毎の最小需要日は何曜日が多いのか。
1位 日曜日・祝日(8回)
2位 月曜日(3回)
3位 木曜日(1回)

〇月毎の最小需要日において、さらに最小需要の時間帯はどこか。
1位  0時(2回)11、7月
1位  1時(2回)9、8月
1位  7時(2回)10、6月
1位  8時(2回)4、5月  
1位 14時(2回)1、3月
6位 12時(1回)12月
6位 13時(1回)2月

この2つを集計してみると興味深い結果となった。
ピーク需要の曜日・時間帯は平日の15時台から18時台だった
これに対し、最小需要の曜日は日曜・祝日が多い。

さらに2位の月曜日(3回)をみると0時か1時だ。
日曜でいえば24時から25時と25時から26時。
つまり、日曜から月曜に日付が変わるあたり。

最小需要の曜日・時間は日曜、祝日それと、日曜から月曜にかけてが12回の内11回とほとんどだ。
日曜は、産業需要が無い分、電力需要は少ないということだ
北電は日曜日・祝日がないほうが儲かる?

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2018年11月25日

平日の15時台から18時台が、北海道の「ピーク需要」。北海道再生可能エネルギー100%を目指せ!(28)


こんにちは、セミリタイア夫婦(夫)です。

北海道の電力需要についてみていきたいと思う。
2017年9月から2018年8月までの月毎の最大需要日(曜日)と時間帯が下記。

(2017年)
 9月27日(水)17時 380.8万キロワット
10月23日(月)17時 423.0万キロワット
11月24日(金)16時 467.4万キロワット
12月26日(火)15時 511.6万キロワット
(2018年)
 1月25日(木) 9時 524.8万キロワット
 2月13日(火)18時 497.5万キロワット
 3月 1日(木)11時 502.5万キロワット
 4月 6日(金)18時 406.5万キロワット
 5月25日(金) 9時 362.2万キロワット
 6月29日(金)16時 362.3万キロワット
 7月31日(火)16時 442.3万キロワット
 8月 1日(水)11時 416.3万キロワット 

ここから、まず、北海道の月間ピーク需要の年間の変動状況をみてみる。
9月から1月にかけては、毎月月後半に電力需要のピークがある。
9月の約381万から1月の約525万まで増えていく。
冬に向かって電力需要がどんどん増加していくということだ。
3月1日に3月のピーク約503万があり、そこから電力需要は後退していく。
4月は月前半が電力需要のピークで、5、6月と約362万とほとんど変わらないので、このあたりが電力需要が一番少ない季節となる。
7月後半に電力需要が増える。夏の電力需要。
8月前半のピークの後、需要後退。
9月後半から電力需要が再び増加・・・。

電力需要は12月から3月前半にかけてが、1年で一番需要が大きい。
今冬の最大需要予想525万キロワットは、前年1月25日9時の524.8万キロワットを想定。
ここが1年間を通じての最大需要ポイントだ。

次にピーク需要の曜日・時間帯についてみてみる。

〇月毎の最大需要日は何曜日が多いのか。

1位 金曜日(4回)
2位 火曜日(3回)
3位 水曜日(2回)
3位 木曜日(2回)
5位 月曜日(1回)

土日は1度もなし。
月曜日が多いのかと思ったが意外と少ない。

〇月毎の最大需要日において、ピークの時間帯はどこか。

1位 16時(3回)11、6、7月
2位 17時(2回)9、10月
2位 18時(2回)2、4月
2位  9時(2回)1、5月  
2位 11時(2回)3、8月
6位 15時(1回)12月

需要のピークが夕方になることが多い。
夏は、日中の電力需要が大きそうだが8月以外は夕方がピークだ。

平日の15時台から18時台の電力需要が大きい。

ここが、北海道のピーク需要ということだろう。

毎月のピーク日時に絞ってみてみたので、大雑把だが、おおよそ、北海道の月間ピーク需要の年間の変動状況、ピーク需要の曜日・時間帯はこんな感じだろうか。


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